新着情報News

緊急事態宣言を受けて

 

 昨日、2度目になるそして2月7日までという期限を区切った「緊急事態宣言」が京都府にも発令されました。これを受けて本日午前、京都府教育委員会から今後の教育活動の在り方についての方向性などが示されました。大きな部分としては、「学びの保障」「学びを止めない」ということを基本・第一としています。

 すなわち学校全体を閉じるという一斉の「臨時休業」は想定していません。感染予防に最大限留意しながら、教育活動を続けるということです。しかしながら授業については、一層の予防に努めることが求められ、感染リスクが高い活動や内容は行わないことは当然として、オンライン・リモート以外での外部の方々や校外での交流や活動には、一定の制限がかかることになります。

 これは部活動についても、厳しさは同様です。感染リスクの低い活動、時間を制限した形での活動に限定をされます。具体的に言うならば、校内での活動が原則、活動時間は平日・休日ともに2時間以内、そして他校との練習試合はできない、公式戦は全国大会・近畿大会及びそれらに繋がる府内の大会のみが実施されることになります。

 春の緊急事態宣言の際には、京都府北部地域、特に私たちの丹後地域での感染状況は、今とは大きく模様が違い、当事者の一人であるにもかかわらず当事者意識には低さ・弱さが見受けられていた思います。

 でも、今は皆さんも承知のとおり、丹後地域での感染拡大の状況は厳しく、家庭内での感染が進む中、まさに誰もが感染、濃厚接触者となる可能性が高い中にいます。そして、今、まさに感染拡大に歯止めをかけることができるか、できないかという苦しい瀬戸際に私たちは立たされています。

 今、感染拡大、withコロナの時代・社会の中で、私たちは試されています。春から思えば数々の試練を与え続けられ、そして何度も何度もこうして試され続けています。一人の人間として、一人の峰高生として、「求めてやまじ高き理想を!」この言葉が本物かどうかを・・・

 昨日、4月から就職し社会人となる3年生、今週末に実施される大学入学共通テストに向かう3年生の激励会が執り行われました。ともに例年にはない困難・苦難を越えてきた峰高生としての強さと逞しさ、しなやかさを感ずることができました。進路実現の最終決戦に向かう皆さんの健闘を心より願いたく思います。

 私たち教職員は、いつも皆さんの側にいます。厳しい苦難の道だからこそ、皆さんと伴に進んで行ければと強く強く思っています。

令和3年 1月14日

校長 長島 雅彦

 
カテゴリ・リスト
マスコット:みねこ
COPYRIGHT (C) 京都府立峰山高等学校