現代の国語の授業で扱っている評論に親しんでもらおうと、「ぐるぐる読書会」を行いました。
今回は中高生向けに書かれた「新書」を約100冊用意し、それぞれ気になる本を手に取ってもらいました。
ぐるぐる読書会は、まずどんな本なのかをざっくりと知ることから始めます。すべてのページに目を通すのではなく、「表紙、裏表紙、帯、目次、まえがき、あとがき」などを読んでいきます。
そして、自分が選んだ本を紹介した後、グループ内で本を回し、回ってきた本の気になることについて質問を書きます。
次に、質問の答えが書かれていそうなところを短時間で探し、読んでいきます。
最後に質問の答えを発表します。
今回は1グループ4名もしくは3名で行ったので、4冊もしくは3冊の本と出会いました。
世の中には数多くのテーマの研究や実践例があり、多種多様な意見があります。
ぐるぐる読書会を通して、「知りたい」「気になる」「やってみたい」が、たくさん見つかればいいなと思います。
<感想>
・いろんな本を読んでもっといろいろなことを深く知りたいなと思った。自分が選んだ本にグループの人が質問を書いてくれたおかげで、この本のことを深く知ることができた。
・普段あまり本を読まないけど、こんな短時間でたくさんの情報を集めることができることを知った。他の人に質問されることによって本の内容がよくわかって良かった。
・表紙などに、答えの気になる問いやキャッチコピーを書くことによって、読んでみたいと思わされる工夫がされている本ばかりだった。今日触った本やそれ以外も、また図書館で借りてみたいと思った。