グローバルネットワーク京都交流会は、社会参画意識を醸成するとともに、国際社会に貢献できるリーダーを育成するため、課題分析力・思考力・判断力・表現力を培うことを目的にしています。
また、グローバルネットワーク京都を通じて、他者の意見と触れ合うことで、自己の資質・能力の向上を図ることも目的としています。
交流会について
2月6日(土)、京都府立大学にて交流会が行われました。
まず初めに、提言発表Ⅰでは「安心して豊かに暮らせる国際社会にするには」をテーマに、ポスターセッションが行われました。 本校が見事、特別賞(第3位)を受賞しました。
2月5日(金)、美術部が校舎をスクリーンにして映像を映し出す「プロジェクションマッピング」に挑戦しました。高校生の取り組みとしては、府内で初めての試みでした。軽快な音楽に合わせ、「ぼうけん」をテーマに生徒たちが撮影・編集した映像が校舎に投影されました。映像がかわる度に、見学していた生徒や保護者、地域の方々から驚きや感動の声が上がっていました。
プロジェクションマッピングの様子はこちらから
本校では、教養科学科の「総合的な学習の時間」に行う課題研究を「こだわり学」と呼んでいます。「こだわり学」では、学び方や考え方を身につけながら、主体的・創造的に探究活動に取り組んでいます。ポスターセッションでは、相手に伝える力を高め、聞く力を養うことを目標にしています。1年間のこだわり学のまとめとして、各班でテーマを設定し、研究成果をポスターにし、「ポスターセッション」を行いました。
2月1日(月) 報道機関の方も来られ、少し緊張した雰囲気が漂う中、生徒の発表が始まりました。現代社会の授業で既にプレゼンテーションを行っているため、すぐに雰囲気に慣れ、笑顔を交えながら発表していました。自分たちで作ったポスターを指し示しながら、時には質問に答え、それぞれの研究の成果をアピールしていました。
教養科学科人文・社会科学系統では、GSP(グローカル・スタディーズ・プログラム)の一環として「文学探究」という授業を開講しています。「文学探究」は、宇治という地域に目を向け、そこから広く文学や世界に視野を広げることがねらいです。そのために、オリジナルテキストを活用し、文学における「宇治」を学び、フィールドワークを通して宇治のすばらしさを知り、「特別講義」で本物を学ぶ取り組みを行っております。
「特別講義」 ~香りに学ぶ~
1月29日 (金)、株式会社松栄堂社長 畑正高様をお招きし、京都の文化である香道について学ぶ授業を実施しました。宇治を詠んだ和歌などの古文や古典文学に出てくる「お香」について学び、本物のお香に触れることにより古典文学の世界をイメージし、より深く鑑賞できる力をつける取組となりました。
講演では、平安朝文学作品「枕草子」「源氏物語」の記述を引用しながら、香道の歴史と王朝文化を解説していただきました。実際に焚いていただいたお香がほのかに漂う中で、あまりにも有名な「源氏物語」若紫の帖の解説をうかがい、光源氏の衣に焚き込められた香を、生徒はそれぞれに想像していました。
香り作りの実習
「匂香教室」では、匂い袋作りの実習を行いました。生徒たちは、桂皮、竜脳、甘松、丁子など数種類の香木のタブレットを混ぜ合わせ、各自がオリジナルの「香り」作りにチャレンジしました。できあがった香料を匂い袋に入れ、自分で創った「オリジナル匂い袋」が完成しました。
1月8日(金)、肌寒い中、生徒たちは元気に登校し、始業式に臨みました。
橋本校長は式辞の中で、NHKの連続テレビ小説「マッサン」と民放「下町ロケット」の内容にふれられ、「夢を実現することはたやすいことでなく、仕事や人間関係に苦労し、時には挫折することもある。しかし、強い信念を持って、幾多の困難を乗り越え、夢を達成する姿には学ぶところがたくさんあった。」と述べられ、「これらの主人公のように、強い信念を持ち、挫けず耐える力を身につけ、一日一日を大切に精進して欲しい。」と話されました。
最後に、「年頭に目標をしっかりたて、この1年を素晴らしい年にして欲しい。」と締めくくられました。