11月11日(水)、2年理数生物(教養科学科自然科学系統)の授業で、京都教育大学教育学部 理科領域専攻の研究室を訪問ました。講義後、実習を行いました。
  はじめに、教員を目指す大学生に理科実験に関する研究報告をプレゼンテーションしていただき、大学での研究や、そのまとめ方について知ることができました。その後、教育学部 梶原裕二教授のご指導の下、「動物の組織標本から動物の進化の系統を探る」をテーマに学習しました。動物の器官の成り立ちについての説明後、簡易凍結徒手切片法を用いて、ミミズ・ナメクジウオ・ネズミの小腸等の内部構造を実際に観察しました。最後に、観察結果を踏まえて、動物の進化に見られる共通性と多様性についてまとめをしていただきました。
生徒1人1人が、梶原教授や大学生に直接ご指導いただきながら、大学の設備で実験し、研究の一端に触れることができました。現在進めている教養科学科こだわり学のゼミ活動や将来の進路選択に活かせる良い体験となりました。