土笛はなぜ音が鳴るのでしょう?歌口によって二つに分かれた空気の渦は「カルマンの渦」と呼ばれ、渦でできた振動と、土笛の中の固有振動が共鳴して、大きな音がなります。理科の先生による講義では、空気の通り道に障害物があると、その後ろでは空気の渦によって振動が起こることを、なぜ旗は風によってたなびくのかなど、具体的にわかりやすく説明していただきました。

土笛は音階が分かれるように、わざと大きさを変えました。大きな土笛からは低い音が、小さい土笛からは高い音が鳴ります。吹き口から覗いたとき、中心にリードがくるよう音が鳴るまで「へら」で調整しました。素焼きした後に、絵具でカラフルに着色しました。

音を出しあって、音階順に並んでみます。上手く音階にあてはまりません!音楽の先生が音階をつけると、ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ソ♯・ラ・シ・ド♯。それぞれが音を出して、和音となるのを楽しんだり、最後には「チューリップ」と「キラキラ星」を演奏できました。

 
 
 
 
 

 美術系進学希望者が多く選択する「描写」の授業で、京都アートスクールより原田昌典先生から色彩構成の基礎を学習しました。立方体の面に、任意に線を引いた後、3つの面の明度差を意識して、着色します。明度の差を出すためには、どのような色使いが効果的であるのかなど、詳しく教えていただきました。これからの色彩構成を描くときに、とても参考になりました。

 放課後には、全学年対象とした「美術系進学説明会」を行いました。近年、ますます複雑に変化している美術系大学の入試状況を、資料を元に説明されました。合格再現作品をたくさん見ることができるので、大変参考になりました。

 
 
 
 
 

例年、美術Ⅲの授業では、共同制作に取り組み、文化祭で展示発表します。今年は、立体作品です。コンセプトは、子どもの頃に一度は欲しかった【秘密基地】。その夢をカタチにしました。家の中は、床には芝生が、屋根には青空が広がるという逆転世界だそうです。完成が楽しみです。

 
 
 
 
 

いよいよ本番。ストールを乾燥葉による染液で絞り染めをします。事前に絞り方と染色方法を学んでいたので、作業はスムーズにできました。ストールはとても優しい青色に染まりました。最後に、鹿児島氏より、なぜ染料が布に定着するのかを再度お話していただき、体験を通したので理解が深まりました。仕上がったストールとバンダナを手に持ち、藍のプランターの前で、記念撮影をしました。9月には生葉染めを体験します。

 
 
 
 
 

府立高校特色化事業で外部講師:鹿児島功也氏(田中直染料店)による「乾燥葉による染色体験」を実施しました。まずは藍染め液が布に染まる理由が、アルカリ剤と還元力にあることを学びました。まずは絞り染めと染色方法を学ぶために、合成藍でバンダナを染めました。濃紺に鮮やかに染まりました。次は、乾燥葉でストールを染めます。

 
 
 
 
 

「藍を種から蒔いて、育てて、染める。」4月に種を蒔いて、水まき当番を決めました。ところが、芽が出ません!理由は一昨年の種だったからです。6月に昨年の種をいただき、蒔きなおしたところ、ようやく芽が出てきたところです。6月には外部講師による乾燥葉(昨年度収穫)による染色体験を、9月には大きく育った生葉による染色体験をします。秋には、来年用に葉を刈り取り乾燥させ、種を収穫します。

 
 
 

令和元年度インターハイ京都府予選 ハンドボール部 試合結果

女子 1回戦 城南菱創高校27-6龍谷大学付属平安高校

   2回戦 城南菱創高校14-21大谷高校

男子 2回戦 城南菱創高校31-16京都八幡高校

   3回戦 城南菱創高校27-19田辺高校

   準決勝 城南菱創高校27-29北嵯峨高校

   3位決定戦 城南菱創高校19-17向陽高校


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男子は京都府3位となり、7月22日(月)から和歌山県で行われる、第62回近畿高等学校選手権大会への出場が決まりました。

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大会のベスト7に3年生の原田陽太くんが、また、優秀選手に3年生の原田陽太くん、原田裕斗くんと林菜暖さんが選ばれました。

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 6月9日(日)に京都市武道センターで全国総合体育大会及び近畿大会の団体二次京都府予選会が開催されました。女子団体、男子団体ともに第3位に入賞し、7月の近畿大会への出場が決定しました。今後とも御指導、御声援のほど宜しくお願いいたします。

 
 
 
 
 

アートミックス(3年生選択科目)の1学期は「理科と芸術科」の教科横断型の授業をしています。『七宝焼きの化学』では、釉薬の着色方法について、イオンによる着色とコロイドによる着色の違いや金属イオンの化学変化についての講義をうけました。ちょうど制作している「七宝焼き」の色について、化学的な理解が深まりました。七宝焼きの制作では、銅版の切断、やすりがけ、酸による下地処理、釉薬の水洗い、釉薬盛りに焼成までの一連の工程を学び、個性豊かな作品が出来上がりました。作品は、文化祭や芸術展で展示発表をします。

 
 
 
 
 

5月29日(水)に描写の授業で、日本画「尖展」を鑑賞しました。まずは、出品者の藤岡雅人さんから、日本画について詳しく教えていただきました。特に、絵具の元となる鉱物の粒子の違いで、光の屈折率により、色の濃淡の違いがあることを、見本をみせながら、とてもわかりやすく説明していただきました。日本画の技法が古来より変わっていないことや、絵具の原料となる貴重なアズライト(藍銅鉱)やマカライト(孔雀石)も実際に手にとって見せていただきました。お話は大変興味深く、作品鑑賞をする上で、とても参考になりました。