茶道文化が大陸から渡ってきたように、音楽も奈良時代に大陸から渡ってきて、日本で雅楽として発展しました。宮廷音楽から庶民の音楽となる流れの学習と、雅楽や今様などの音楽鑑賞をしました。弦楽器の「三弦(中国)」→「三線(琉球)」→「三味線(本土)」の学習では、三線の演奏も体験しました。これで、総合芸術としての茶道の一連の学習と体験を終えました。

 
 
 
 
 

11月24日(日)に大阪城弓道場で第27回近畿高等学校弓道選抜大会が行われました。
個人選手5名と、女子団体が出場し、女子団体は第3位に入賞することができました。
今後とも御指導、御声援のほど宜しくお願いいたします。

 
 
 
 
 

 11月21日(木)、2年5・6組自然科学系統の「理数化学」(教養科学科)の授業で、京都工芸繊維大学材料科学系の竹内信行准教授から、「色とりどりの七宝焼きを作ってみよう~ガラス中のイオンの発色~」と題して講義と実験をしていただきました。
 まず初めに、七宝焼きの色調とガラス中のイオンの状態について解説していただき、次に身近なセラミックスである七宝焼きを作成し、ガラスの色調の仕組みについて解説をしていただきました。
 身の回りのガラスの色調について深く考えていく内容で、生徒たちは考えることの楽しさを味わっていました。

 
 
 
 
 

講師は京都工芸繊維大学大学戦略推進機構系〔グローバルエクセレンス〕西崎友規子先生です。3限目の工芸Ⅰの授業では、ものづくりにおいて、性能重視から人間中心設計へと時代が変化したことを学びました。また、事前に「自分の身の回りの使いにくいもの」について調査をし、発表をしました。

4限目のアートミックスの授業では「ものづくりに活かす心理学」として、使いやすいものや安全なものを作るために、人の心の仕組みを知ることの重要性とその方法を、具体例を交えて説明してもらいました。

心理学と芸術が深く関わっていることを、今回学ぶことができた貴重な授業でした。


 
 
 
 
 

 11月11日(月)、教養科学科1年次生75名が、京都大学宇治キャンパスを訪れ、最初に、本校の学術顧問の阿久津達也教授から、「バイオインフォマティクス(バイオ情報学)について」という演題で御講演をいただきました。生命の設計図である「DNA」について、その塩基配列の解析方法やコンピュータで処理する際の工夫について解説してくださいました。
 次に分子材料化学研究領域、水圏環境解析化学研究領域、複合ナノ解析化学研究領域の3つの研究領域を見学しました。実際の研究の様子を体験し、疑問に感じたことや分かりにくかったことなどを、大学の先生や研究室の学生たちに質問していました。最後にスーパーコンピュータの見学をしました。

 
 
 
 
 

描写の授業で、アップル京都へ行き、インスピレーション溢れる「Apple フィールドトリップ」の体験学習をしました。最新のiPadPencilを使い、想像力を新しいレベルに引き上げるための講習を受けました。課題は「ヘッドホンのカラーデザイン」です。スタッフからとても丁寧に教えてもらい、わからないこともすぐに対応してもらい、スキルもあがりました。時間オーバーしてしまうほど、作業に集中していました。最後に作品を大型スクリーンに映して講評してもらいました。講習修了証とバッチをいただき、とても有意義な体験授業でした。


 
 
 
 
 

高校生伝統文化派遣事業(茶道)を利用し、本校の茶室「椋湖庵」で、茶道体験(松本宗美先生)と着物の着付体験(西川ちせこ先生)をしました。茶室には自分たちが制作した茶掛けや抹茶碗を展示しました。主菓子は和菓子デザインの中から選ばれた「ちいさい秋」です。自作の織部焼きの抹茶碗でお茶を点てて、美味しく頂きました。

お茶室で本格的に茶道体験・着付け体験することで、茶道文化をより身近に感じることができ、茶道の礼儀作法や精神に興味を持つことが出来ました。

 
 
 

  11月7日(木)、教養科学科(人文・社会科学系統)の2年生26名が、奈良女子大学の西谷地教授と西村准教授の案内で、平城宮跡のフィールドワークを実施しました。フィールドワークの前に、本校が作成した「歴史探究オリジナルテキスト」を用いて平城宮跡の概略について学習していましたが、当日は、平城宮跡の資料館・遺構展示館・大極殿などの各地点で、お2人の先生から詳しく説明をしていただくことによって、一層理解を深めることができました。今回のフィールドワークは「百聞は一見に如かず」で、本当に良い学びの機会になりました。

※ IMG_0706.JPG

※ IMG_0712.JPG

※ IMG_0713.JPG

※ IMG_0717.JPG

 
 
 
 

 10月8日(火)、普通科2年生「物理」の授業で、京都大学から掛谷一弘先生をお招きして、「電子の物理学と超電導」について講義をしていただきました。

 電気や電子にかかわる発見などを歴史的に振り返りながら講義して頂きました。また、後半では超電導や電気・磁気にかかわる実験を演示をしていただき、生徒にも体験させていただきました。

 
 
 
 
 

GSP 高大連携授業「理数化学」

  教養科学科では、1年次から目的・進路意識を高め、探究心や創造力を培うため、大学や研究機関との連携授業を通して様々な取組を行います。
  そして専門性を高める機会を充実させるためのすべてを、グローカル・スタディーズ・プログラム(GSP)として系統的に位置づけています。
  自然科学や科学技術に対する興味・関心を高め、科学的・数学的な思考力や物事を論理的に考察・分析する能力を錬磨し、より専門性を高める機会と捉えています。

  教養科学科2年次生の取組として、10月29日(火)、大阪府立大学の八木繁幸教授を講師にお迎えして、「化学発光から化学を学ぶ」という授業を実施しました。
  内容は、炎色反応の実験とルミノール反応の実験、さらにルミノール反応の実験を元に警察の鑑識官になったつもりで、血液のしみこんだハンカチを探し出すというものでした。最後にホタルの発光現象の実験も行いました。