本校では、毎年2年生の「総合的な学習の時間」に地元の企業や商店の皆様、役場の皆様とコラボレーションさせていただき、「商品開発体験事業」を実施しています。この度、現在の3年生が2年生の11月に上尾製菓さんと青木光悦堂さんの協力の下で取り組んだ2つのお菓子が商品化され、生徒に披露されました。
商品化されたお菓子は、勝谷遙太さん(1組)が考案した「ネコタツ」(金平糖とラムネ)、伊藤紘輝さん(1組)が考案した「10円玉ラムネ」の2つです。「ネコタツ」は愛らしいネコがコタツの中から顔を出すイラストを型どってあり、「10円玉ラムネ」は本当の10円玉のように精巧でコーラ風味に仕上がっています。2つのお菓子は今後、全国の土産物店や高速道路のサービスエリア等で販売される予定です。みんなでアイディアを出し合い、最終的に選ばれた案が企業の方々の会議や営業活動をとおして実際に販売されることになり、大変嬉しく思います。
生徒の自由で豊かな発想、商品化に向けての企業での様々な会議、工場で働く方々の製菓作業、問屋さんの営業活動、商品を運ぶ運送会社や商品を売るお店の方々の協力、多くの方々に関わっていただき、商品として流通することに感謝しています。今後も「商品開発体験事業」をとおして、生徒の考える力、発想する力を引き出し、協働する楽しさや社会に参画する喜びを体験させていきたいと考えています。











