「生命(いのち)のがん教育」を実施しました【2年】(1/30)

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 本日(1/30)、和みホールで2年が総合的な学習の時間に「生命(いのち)のがん教育」を実施しました。この事業は、京都府がん対策推進計画に基づき、がんに関する正しい理解の普及やがん患者の方に対する偏見をなくすために京都府が、がんの病態や予防等に関する教育・普及啓発をねらいとして平成25年度から学校や企業を対象に実施しているもので、本校でも毎年授業に来ていただいています。

本日は、宇治徳洲会病院病理診断科の福井彩香先生よりがんについての基礎知識を教えていただき、がんを予防するためには免疫力を高めることが大切で、そのためにはバランスのよい食事や適度な運動、充分な睡眠などを心がけ、喫煙をしないことや生活習慣の乱れに気をつけることの大切さを学びました。その後「がん」と告知され、手術によって「がん」を摘出した経験のある京都府がん教育推進メッセンジャーの砂本和美様の話を聞かせていただきました。

 子どもたちの感想を見ると、「現在の日本では、2人に1人ががんになると聞き、こわい病気だと感じた」という生徒もいましたが、だからこそ「家族や身近な人に定期的な検診を勧めたい」、「自分のいのちを大切にしたい。そのために日頃の生活習慣に気をつけたり健康づくりに励んだりしたい」という思いをもった生徒もたくさんいました。生徒の感想にもあったように、この取組をとおして次世代を担う子ども達が、健康的な生活習慣を身につけるとともに、命の大切さや生きることの素晴らしさに気づき、自分や他者の命を尊重するこころを育んでくれ、これからの行動で実践してくれればと思います。ご来校いただいた、宇治徳洲会病院の福井先生、京都府健康福祉部健康対策課がん対策係の砂本様、小笠原様、町役場健康対策課の岡崎様、谷口様どうもありがとうございました。

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