3年生選択授業未来まちづくり探究では、4月24日(木)に舞鶴市役所に来校いただき、舞鶴市の現状についてお話していただきました。市役所の方に生徒ごとの希望進路に合わせてお話いただき、生徒自身もまちづくりについてどのように関わっていくのかについて考えました。また、舞鶴で開催されているイベントに対する思いなどを述べていました。市役所の方からも「生徒さんたちがしっかりと聞いてくれて、舞鶴市に対して熱い思いを持ってくれている子もいたのが印象的でした」と好評をいただくことができました。


次回は5月1日(木)と8日(木)に舞鶴市の企業様をお招きし、座談会を行います。
東舞鶴高校では、地域の保育園や幼稚園、こども園に通う子どもたちに絵本を寄付する取組を毎年行っています。今年度は、生徒会が志楽幼稚園様に絵本を寄付しました。
1月9日(木)・10日(金)の2日間、生徒会の生徒たちが募金活動を行いました。年明けの寒さが厳しい時期ではありましたが、朝から元気に募金の協力を生徒や教員に呼びかけました。

募金の結果、絵本を5冊購入することができました。購入した絵本は、生徒会の生徒たちがラッピングを施しました。

3月11日(火)、生徒会の生徒4名が志楽幼稚園様にうかがい、絵本を寄付しました。高校生が来るのを楽しみにしていた園児も多くいて、生徒たちは園児のみなさんの歓迎ぶりに喜んでいる様子でした。その後は、園児のみなさんに読み聞かせをしたり、ダンスをしたり、ボールや積み木などで遊んだり、椅子取りゲームをしたりして、楽しい交流の機会としました。最後には園児のみなさんから歌のプレゼントがあり、生徒たちは感激しつつ、地域に貢献できたことを喜んでいる様子でした。

2月9日(日)、舞鶴市西公民館にて「令和6年度 舞鶴青少年善行表彰式」が挙行され、東舞鶴高校が表彰を受けました。式にはボランティア部3年生が学校を代表して参加しました。
この表彰は、「社会生活、教育、文化等の面で顕著な善行があったと認められる青少年に対し表彰を行い、広く青少年の善行の励行を推し進め、青少年の健全育成に資することを目的として設けた顕彰制度」です。

今回の表彰式ではボランティア部が生徒会と共同で行った、募金を呼びかけて、その資金で購入した絵本を保育園や幼稚園等の地域の子どもたちへを贈る活動が表彰されました。

ボランティア部部長が今年度の受賞者を代表して鴨田舞鶴市長へお礼の言葉を述べました。緊張した面持ちではありましたが、3年間取り組んださまざまなボランティア活動がこのような形で結実し、喜んでいる姿も見られました。
東舞鶴高校では、生徒会が中心となって舞鶴ユネスコ協会へ協力し、「世界寺子屋運動」の一環として書き損じはがきの回収を行いました。
年明けの1月9日(木)・10日(金)は、書き損じはがきの回収を兼ねて生徒会があいさつ運動を行いました。生徒会本部役員は、それぞれ書き損じはがき回収のポスターを自作し、そのポスターを手に持ってあいさつ運動を行いました。

1月31日(金)、舞鶴ユネスコ協会会長様が来校され、生徒会は回収した書き損じはがきを寄付しました。寄付した書き損じはがきは換金され、世界の子どもたちの教育や福祉のために活用されるそうです。舞鶴ユネスコ協会会長様からは、継続してこの取組を行っていることに対する感謝の言葉と、「世界寺子屋運動」の必要性と意義についてのお話をいただきました。生徒会長からは、今後もユネスコ活動に参加していく意欲が語られました。

年賀状(郵便料金)が値上げされ国内全体で量が減少している中、今年回収した書き損じはがきは昨年度を大きく上回り、約150枚となりました。
3年「クリエーション芸術」では、2学期に京都:Re-Search実行委員会様(京都府・舞鶴市ほか)の御協力のもと、アートの視点から地域を見つめて発信する「『地域とアートが呼応する』5年後のみんなに届ける人材育成講座」(全5回)を受講しました。講座の中で、舞鶴赤れんがパーク、舞鶴引揚記念館、金剛院・松尾寺の4箇所を取材し、普段と異なる視点で取り上げた記事を作成しました。写真の配置や文字のフォント、配色等もグループで話し合い、講師の先生方からの助言を生かしながら、ページデザインを完成させました。


この度、授業で作成した記事が収録された冊子『よりみちまいづる――高校生の目が切り取る舞鶴の姿』が発行され、舞鶴市内の公共施設や取材した4箇所で配布されています。また、取材地をめぐるスタンプラリーも同時に開催されています。高校生の目を通して見た舞鶴の景色を、冊子を手に訪れてみてください。
よりみちまいづる(PDF版).pdf
12月21日(土)に国立京都国際会館で行われた、京の高校生探究パートナーシップ事業「京都探究エキスポ」に参加し、マイガクⅡ(2年総合的な探究の時間)の取組を発表しました。
この京都探究エキスポは、京都府立・市立高校の垣根を超えて、高校生たちが探究活動の成果発表を通じて交流し、探究的な学びをより深めていくための機会の創出を目的とし、今年度初めて開催されました。多くの府立・市立高校の生徒がポスターセッションを行いました。参加した高校生以外には、中学生や大学生、企業の方なども発表を聞きに参加していました。
本校からは、「自然・環境」、「教育・福祉」、「産業・観光」の3つのグループの10名の生徒が参加しました。
ポスターセッションの発表は、ほとんどの生徒が初めてでしたが、聞いている方々に自分たちの探究活動の成果や思いを、堂々と発表していました。また、他校の探究活動を知る非常に良い機会になり、生徒も刺激を受けていました。
今回の京都探究エキスポでの経験を、今後の探究活動に活かしていきたいと思います。


11月20日(水)3限に会議室にて、「未来まちづくり探究」生徒20人が、連携している舞鶴市の企業4社に対して、これまでの活動に関する中間報告を行いました。現在、3年の選択科目「未来まちづくり探究」では、舞鶴市の企業が抱える課題に高校生の視点でどのような解決策を提示することができるのかについて4~6人のグループに分かれて考えています。10月から活動を開始し、2か月弱の間で生徒たちが考えたことを今回の授業で各企業様に報告をしました。



企業様からは、実現可能性についてや対象とする観光客やスーパーのお客様のニーズについて説明いただき、生徒たちは自分たちの中だけではでてこなかった新たな視点と今後の方向性について得るものがあったように思います。企業様からも「地元の高校生が舞鶴市のために真剣に考えてくれて嬉しい」と講評をいただくことができました。
最終発表は1月21日(火)3・4限の時間帯に行います。どんな解決策が提示できるのか楽しみです!
11月10日(日)に行われた「令和6年度 中丹府立学校文化芸術祭」に、東舞鶴高校から5つの文化系部活動が参加しました。このイベントは、中丹地域(舞鶴市、綾部市および福知山市)の府立学校(高等学校・附属中学校および特別支援学校)の生徒が、作品・製品やさまざまなパフォーマンスを地域の方に披露するとともに、文化系部活動が交流し合うというものです。
展示部門(会場:舞鶴赤れんがパーク5号棟)には、書道部、美術部、写真部が出展しました。

書道部は、全国高等学校総合文化祭に京都府代表として出展された作品をはじめ、力強さや優美さなど、多彩な作品で存分に表現しました。来場者は作品の完成度の高さに驚いている様子でした。

写真部は、日常風景の中の一場面の、鮮やかな色彩を切りとりました。

美術部は、油絵を中心に人や動物の姿をリアルに描きました。今年度の中丹府立学校文化芸術祭のチラシ・ポスターは本校美術部の制作で、その原画も展示しました。
舞台部門(会場:舞鶴市総合文化会館)では、放送メディア部とウィンドアンサンブル部がパフォーマンスを行いました。

放送メディア部は、抑留者とともに暮らした犬・クロの物語の紙芝居を朗読し、聴き手の心に伝わる声色のメリハリを工夫できました。また、放送メディア部は西舞鶴高校とともに舞台部門の司会進行も務めました。

ウィンドアンサンブル部は、「七つの惑星、そうして目に見えないもの―『星の王子さま』のエピソードによる組曲」「ルージュの伝言」「RPG」の3曲を演奏し、少人数ながら美しい音色を響かせました。
それぞれの部活動が、工夫を凝らしながら東高生ならではの表現をしてくれました。また、会場の設営など、高校生としてイベントの運営にも尽力し、清々しい姿を見せてくれました。
11月13日(水)に校外フィールドワークの一環として、魚釣り実習を行いました。今回の実習の目的は、サビキ釣りの方法を理解すること、秋の舞鶴湾ではどんな魚が釣れるのかを調査することです。

生徒たちはマメアジ49匹を釣ることができました。初めて釣りをした生徒もおり、釣れたときには充実感溢れる表情をしていました。

舞鶴市の環境資源である「海」を生かしたフィールドワークを通して、海の生態系についても興味関心をもつきっかけになったと思います。
京都府教育委員会の事業である「子どもの知的好奇心をくすぐる体験授業」として、京都工芸繊維大学の木梨准教授をお招きして、『「色」博士になろう』というテーマで授業をしていただきました。

授業の前半では、色とは、波長で表されることを理解した上で、計測機器を用いて、色の吸光度と波長のグラフの見方を学習しました。
後半では、色画用紙の色や、花の色を色鉛筆で再現する実験を行いました。各生徒が再現した色を、計測機器で計測し、再現したい色との数値のずれやグラフの形の違いから、同じ色を再現できたのかを評価しました。

生徒たちの様子から、「色」を感覚的に捉えていたものを、数値で判断するという、科学的な考え方を養うことができたと感じています。
