自然科学部は3年生の引退後、1月現在、高校生28名(1年生11名、2年生26名)、中学生11名(1年生2名、2年生6名 ※中学3年生の特例期間入部を除く)で、毎週月・水・金に地学実験室で活動しています。
今年度もしっかりと感染症対策を行いながら、校外での活動も積極的に参加しました。5月には「由良川クリーン作戦」、そして8月には「由良川の水生生物調査」に参加し活動することができました。由良川の支流である綾部市の犀川へ行き、水生生物の在来種調査を行うことで、生態系を守ることの重要性を改めて知る良い機会となりました。また昨年度に引き続き、100号館の南側にヘチマとゴーヤの苗を植えましたが、昨年のような青々としたグリーンカーテンに成長させることができず、とても残念に思っています。
普段の活動では、仮説・計画・実験・考察といった「探究」のサイクルを意識した研究や、興味を持った実験・観察を積極的に行っています。今年は2年ぶりに文化祭が開催され、恒例の「スライム作り」や「元素の展示」を発表することができました。以前から校内で常設となっている「福高水族館」も先輩から引き継いでいます。毎年行っている「由良川のサケ放流事業」にも参加することができました。以前夏休みに実施していた西はりま天文台における天体観測は、残念ながら今年度も感染症のため実施できませんでしたが、来年度こそはと考えています。
また、プログラミングにも積極的に取り組んでおり、さまざまなソフトを活用して動画やゲームソフトの開発を続けています。
これらの活動成果については、様々な機会に外部に発信していきたいと考えています。今後も生徒の自主性を大切にしながら、自然科学への興味をさらに深めることができる活動を続けていきたいと思いますので、引き続き御指導・御支援をよろしくお願いいたします。
自然科学部 活動報告
