第36回 卒業証書授与式を行いました

3月1日(月) 梅の花の香りも漂う温かい日差しの中、卒業式を行いました。在校生代表生徒と保護者参列の中、60名が会場に入場すると、体育館は大きな拍手に包まれました。

 式辞の中で長谷川校長は新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、学習機会を奪われた卒業生に向け、「求人数の2割減少、大学入試の見通しが不透明な中、進路目標を達成し、さらに、9割の卒業生が教育長表彰を受賞したのは快挙。」と3年間の努力を労いました。

 また、「経済成長を優先し、自然環境の保全を疎かにした人間が、自然からの戒めを受けている。アフターコロナの時代には、動植物の栽培・飼育管理や食と環境について学んだみなさんが社会を支える人材となり得る。」とエールを送りました。

 答辞では代表の田中陽満莉さん、徳岡友秋さんは「6月からの学校再開でも、行事は中止ばかり。もっと思い出を作りたかったが、最後の授業を迎えてしまった。それでも、農芸高校での3年間で沢山の力を身に着けた。私たちはその力で前を向いて歩いていきます」と3年間の生活を振り返りました。

卒業生のみなさん、おめでとうございます。




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