本日、アスリート全国学校派遣プロジェクトを活用し、柔道世界選手権で3連覇を果たし、北京五輪・リオ五輪でも銅メダルを獲得した中村美里さんに来校していただき高等部7~9組の生徒に対して保健体育の授業をしていただきました。
はじめに講義ということで中村さんの生い立ちや柔道をする上で大切にしていることを話していただきました。小さい頃練習についていくのがやっとで泣いて練習に取り組んでいた中村さん。そんなときお父さんと「とんでもなく小さい目標をたてる」ことで大きな目標の達成へとつなげたそうです。生徒も教員も真剣な表情で聞き入っていました。
講義後は実技ということで、マット運動に取り組みました。柔軟性を高める動きをしたりや友達とコミュニケーションを図りながら体を動かしたりと楽しそうに体を動かしていました。
最後にはメダリストを投げさせていただいたり、五輪のメダルを実際に触らせていただいたりしてトップアスリートとの交流を深めました。終了間際には生徒たちから「大会で緊張しないようにするにはどうすればいいですか」などの質問が飛び出し、「緊張は悪いものではない。まずは、自分は緊張しているんだなと受け止めよう。」とアドバイスをいただきました。生徒たちは、自分のことと照らし合わせて、熱心に話に聴き入っていました。中村様、ディレクターの友光様ありがとうございました。