学校案内(沿革・概要)

1 学校の概要

(1)位 置
 校区は綾部市の西部に位置し、東西6.4km、南北3.6km、面積19.67㎡に及ぶ。
 校区の南部は、由良川とその支流によって形成された平野が広がり、北部には丹波山地の一角をなす山稜が連なる。本校は、校区の南部に豊かな自然に恵まれた田園地帯に立地する。本校の南側には、由良川右岸の主要交通路である府道舞鶴福知山線が東西に走り、また、これと交差する府道大江綾部線が本校の西側の校区を南北に貫いている。
(2)沿 革
 「豊里」の名前は、昭和24年に以久田村と小畑村との合併によって生まれた「豊里村」に由来する。その後昭和30年に綾部市との合併が行われ、翌年佐賀村の東半分の私市・石原・小貝が綾部市に合併するところとなり、旧豊里村と佐賀村の東半分をあわせた地域は豊里地区と呼ばれ、現在にいたっている。
 本校は、平成11年4月に豊里東小学校並びに豊里西小学校の統合により誕生した。
 豊里東小学校の歴史は、近世綾部藩が設置した郷学校の一つ「広胖堂」に遡る。明治の学制により広胖小学校となり、その後幾多の校名の変更を経て、昭和24年以久田村と小畑村の合併により「豊里村」が誕生し、村立豊里東小学校と改称された。昭和30年豊里村は綾部市に合併し綾部市立豊里東小学校となる。32年には、佐賀地区児童(石原、小貝、私市)130名が転入し、これ以後旧以久田村と佐賀地区を校区とし、平成11年3月の閉校にいたる。
 豊里西小学校は、明治の学制により松原天王寺の校舎を定め、明治7年からは、同地高源寺に校舎を移し「嵩徳校」と呼んでいた。その後、校地と校名の変更を経て、昭和24年には、「豊里村」の誕生に伴い村立豊里西小学校、30年綾部市との合併により綾部市立豊里西小学校と改称し、平成11年3月の閉校にいたった。
 豊里小学校の開校にあたっては、当初旧豊里東小学校の校地・校舎を、そのまま仮校舎として使用していたが、平成12年9月1日に竣工になった新校舎に移転し、運動場は、平成14年に完成した。

平成11年 4月 1日綾部市立豊里小学校開校
平成12年 9月 1日新校舎竣工
平成13年10月16日府教委指定教育実践パイロット校
「総合的な学習の時間」研究発表会
平成14年 3月 4日運動場完成 運動場開き
平成14年 4月 1日「豊かな体験活動推進事業」の指定
(文部科学省14・15年度地域指定)
平成16年 4月 1日「食」に関する実践モデル校の指定
(京都府教育委員会16~18年度指定)
平成19年 4月 1日教育実践推進校の指定
(京都府中丹教育局19~21年度指定)
平成20年 4月 1日学校評価研究実践校の指定
(文部科学省20年度指定)
平成22年 4月 1日「食に関する指導充実事業」
(京都府教育委員会22~24年度指定)
平成22年10月29日第33回京都府学校図書館研究大会会場校
平成24年10月26日京都府教育委員会指定「食に関する指導充実事業」
京都府中丹教育局「中丹マイスクールデザイン校」
綾部市教育委員会研究指定校
研究発表会開催
平成26年10月30日京都府学校給食研究会研究推進委嘱校
綾部市学校給食研究会委嘱校
京都府中丹教育局「中丹マイスクールデザイン校」
研究発表会開催
平成29年京都府 学力向上システム開発校指定(平成29年度・30年度)
平成30年 2月16日京都府 学力向上システム開発校 公開授業研究会
平成30年10月30日京都府 学力向上システム開発校 研究発表会

2 校地・校舎の概要

位置京都府綾部市栗町花貝2番地
北緯 35°18’43”
東経135°13’32”
海抜34.5m
敷地面積21,000㎡
運動場8,920㎡
敷地面積教室棟
体育館
調理室
食 堂
3,967㎡
919㎡
120㎡
270㎡

3 学校経営方針

~豊里キャンパス構想~

 豊里ブロック教育目標
  「夢や希望を持って未来を切り拓ける幼児児童生徒を育成する」

 めざす児童像
  自ら学び考える幼児児童生徒
  人間関係を築く幼児児童生徒
  粘り強くやりきる幼児児童生徒

1 教育目標
  「夢や希望を持って未来を切り拓ける児童を育成する」

2 めざす児童像
 (1) 主体的に学びに向かえる子 (自分から)  【展望する力】かしこく
 (2) 思いやり、感謝できる子  (ありがとう) 【つながる力】やさしく
 (3) 挑戦し、貢献できる子   (人のために) 【挑戦する力】たくましく

3 めざす教職員像  
 (1) 自己研鑽に励む教職員   (自分から)  【展望する力】かしこく
 (2) 信頼される教職員     (人のために) 【つながる力】やさしく
 (3) 心身ともに健康な教職員  (ありがとう) 【挑戦する力】たくましく

4 学校経営の基本
 学習指導要領、本府教育振興プランと学校教育の重点及び本市学校教育の重点並びに児童・保護者・地域社会の実態をふまえ、学校の教育力の向上に努めるとともに、 綾部市小中一貫教育基本構想「あい紡ぎプラン」に基づき、豊里ブロック小中一貫教育の具体的実践を推進する。
 また、すべての児童に対して「成就感」と「包み込まれているという感覚」を実感させることに努め、ふるさと「豊里」、ふるさと「あやべ」を愛し、生きる力を身に付けた児童を育成する。

 学校経営のテーマ
  自主的・自治的な活動を通して、
   ふるさと「豊里」・ふるさと「あやべ」に
    感謝・貢献できる児童を育てる

    〇自主…自分で考え、自ら行動する
    〇貢献…人のためになることを進んでする
    〇感謝…ありがとうを伝える

5 本年度の重点課題
(1) 「質の高い学力」をはぐくむ
 ア 「綾部市の『あい』のある学習」を基盤とし、生きる力としての資質・能力をはぐくむ「主体的・対話的で深い学び」を目指す授業の追究
 イ 思考力・判断力・表現力等を育成する言語活動の充実
 ウ 家庭学習の定着と充実及び読書活動の推進など、家庭と連携した「学びの基盤」の育成   
 エ 学習基盤を確立させるための学級経営の充実(特別活動)
 オ 特別支援教育を推進する校内体制の活用と支援内容の充実
(2) 豊かな心と温かい人間性を育て、人間としてよりよい生き方を身に付けさせる
 ア 心を込めたあいさつや思いやりの心をはぐくむ道徳教育の充実
 イ 自尊感情やコミュニケーション能力を高め実践に結びつく人権教育の充実
 ウ 信頼関係に基づく好ましい人間関係の育成及び学級経営の充実
 エ 不登校や問題事象等の背景に迫る指導の充実(家庭環境、ネットいじめ等)
 オ 集団生活や社会のきまりを守ることの大切さ等、規範意識の醸成
(3) たくましく健やかな身体をはぐくむ
 ア 各種文化・芸術活動、体育・スポーツ大会への積極的参加  
 イ 家庭及び地域社会と連携した保健管理・保健教育の一層の充実
 ウ 家庭と連携した基本的な生活習慣の定着
 エ 児童の安全確保の徹底と危機管体制の強化、危険予測・危機回避能力の育成   
 オ 望ましい食習慣の形成と感謝の気持ちの育成
(4) ふるさと「あやべ」を愛する心や社会の変化に対応する力をはぐくむ
 ア ふるさと「豊里」、ふるさと「あやべ」のよさを体得させる体験活動の充実
 イ 外国語活動、外国語科やALTとの交流などによるコミュニケーション能力の育成
 ウ 1人1台端末の効果的な活用及びプログラミング教育の推進による情報活用能力の育成
(5) 一人一人を大切にし、個性や能力を伸ばす
 ア 障害に対する理解と個のニーズに応じた適切な支援と指導
 イ 就学前から就労までを見据えた特別支援教育の推進
 ウ 同和教育の成果と手法に学び、自他を尊重する態度や実践力を養う人権教育の推進
 エ 希望進路を切り拓く基盤となる能力や態度を育成するキャリア教育の充実  
(6) 幼小中の強固な連携のもと、小中一貫教育の推進と学校の教育力の向上を図る
 ア 豊里ブロック教職員の同僚性を堅持し、特色ある小中一貫教育の継続・充実
 イ 豊里ブロック内の合同授業研究会や研修会による指導方法の連続性の深化
 ウ 全教員一人一人の指導力・実践力の向上
 エ 教育公務員としての自覚と誇りを意識し、保護者・地域社会から信頼される服務規律の確保

4 校歌

 作詞・作曲 篠原綾子

 一 由良川の めぐみ豊かに 里広く
   集いの園は 光満ち
   さあ友よ 学び合おうよ 手をつなぎ
   希望新たな 大地 豊里小学校

 二 山並みの 歴史織り成し 風わたり
   明るい声が こだまする
   さあ友よ  きたえ合おうよ たくましく
   心豊かに 歩む 豊里小学校

 三 平和都市 星降る綾部の 空高く
   広がる夢と 理想を語ろう
   さあ友よ 守り合おうよ この地球
   わがふるさと  母校 豊里小学校

 四 Peaceful Ayabe City
   Beautiful star as high up in the sky
   Let’s talk about endless dream and ideal
   Oh!Friends
   We will protect this earth
   My hearth hometown
   Toyosato Primary School
 
 平成11年度の統合に伴い、校歌も新しく生まれ変わり、綾部市出身の童話作家「篠原綾子」さんにより作詞・作曲されました。

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