学校生活

 

ヨウ素溶液を使ってビタミンCの寮を調べます。
ヨウ素溶液はうがい薬で代用し、身近なものを定量(滴定)します。

ビタミンCは、柑橘系の果汁のほか、酸化防止剤としていろいろな食品に含まれています。
手始めに、いろいろな種類のレモン果汁や柑橘類を定量し、違いを調べてみたいと思います。


 

 学校林に設置しているセンサーカメラは、赤外線センサーを利用しているため、体温に反応してシャッターが切れるようになっています。よって、哺乳類だけでなく、鳥類や、夏場に体温が上昇した昆虫なども撮影されます。
 中でも特に鳥類はよく撮影されます。昼間に撮影された写真があったら大体キジバトが写っているというくらい、カメラの設置場所によっては鳥ばっかり撮影されることもあります。学校林で見られる鳥類についてはあまり調査できていないのですが、キジバト以外にもハシブトガラス、トラツグミ、シロハラなど、里山で見られる鳥が撮影されています。過去にはフクロウなど珍しい鳥が撮影されることもあったので、どんな鳥が撮影されるかも、少し楽しみな要素だったりします。

 

 6月になり、十分に大きくなったジャガイモを収穫するときがやってきました。今年は金属柵によりシカの食害にも合わず、豊作が期待されます。マルチ(黒いシート)をはずして、茎の根元を見てみると、ありました、たくさんの芋が見えています。
 ところで、ジャガイモの芋は地中にありますが、実はあれは根ではありません。「塊茎」と呼ばれる、茎が変化したものです。サツマイモの芋は根が変化したものなので、同じように地中にある芋に見えても、まったく別物なんですよね。
 大きいものから小さいものまで、たくさん収穫できたジャガイモは、しばらく室内で乾燥させて、それから利用していく予定です。どんな風に利用していくのか、今から楽しみですね。

 

 現在、入部した1年生が主にやっているのが、センサーカメラで撮影された写真の記録です。写真を見て、撮影日や時間、動物の種類などを記録していくのですが、そのためには動物を見分ける技術が必要です。最初はリスとテンの違いも分かっていませんでしたが、2年生の先輩に教えてもらいながら、少しずつ見分けられるようになってきています。
 たくさんの写真を見ていると、シルエットだけで何の動物か分かったりするものですが、やはり最初はできなくて当然です。というより、野生動物なんてシカやタヌキは知っていっても、テンやアナグマなんて存在自体知らなかったりするものです。やはり、動物の知名度には差がありますよね。

 

 莵道高校は京都府でも珍しい敷地内に学校林(裏山)がある高校です。この学校林は「莵道の森」と呼ばれ、授業の探究活動等でたまに利用されていました。この学校林に目をつけた科学部は、林内に赤外線センサーカメラ(自動撮影装置)を設置し、どんな動物が利用しているのかを調査することにしました。

 これが6年前の話です。その後の継続した調査により、莵道高校の学校林では実に10種以上の哺乳類が確認されています。ニホンジカやイノシシ、タヌキといった里山の動物だけでなく、ニホンリスやムササビなど、そんなのがいるのかと驚くような動物も撮影されています。

 今回紹介しているのは3月に撮影された写真です。まだ角が落ちる前の雄ジカや、学校林では主に冬場にしかやってこないキツネなどが撮影されています。それでいて、冬ごもりから目覚めたアナグマも撮影されていますし、季節の変わり目といった感じですね。

 今年度も引き続き、学校林の動物をセンサーカメラで狙っていく予定です。新入部員の1年生にも早くやり方を覚えてもらい、莵道高校に出現する動物について詳しくなって欲しいですね。

 

 4月も終わりに近づき、暖かい日が続くようになってきました。中庭にある畑では現在、ジャガイモがすくすくと育っています。畑の周囲を金属柵で囲ったことでシカによる食害を完全に防いでいるからか、昨年の同じ時期に比べても、大きな成長を見せてくれています。そんなジャガイモですが、栄養を集中するための間引きを行いました。これで収穫時期の6月頃には、より立派なイモができるのではないでしょうか。

 また、畑の空いているスペースに、サツマイモのつるを植え付けました。毎年育てているサツマイモですが、昨年はシカの食害により少ししか収穫することができませんでした。今年は金属柵のおかげで豊作が予想されます。しかし、手入れをちゃんとしてやらないと立派なイモができないのはサツマイモも同じなので、成長の様子を気にかけていきたいですね。

 

 3月26日にオンラインで開催された日本森林学会大会で実施された「第10回 高校生ポスター発表」に参加し、研究発表をしてきました。

 研究タイトルは「動物は学校林のどの場所が好きなのか?」で、学校林内に設置した3つのセンサーカメラの撮影結果から、同じ学校林でも場所(周りの環境)が変わると、出現する動物にどのような変化があるのかをまとめました。

 当日はオンライン開催ということで、莵道高校に集まってタブレットから参加しました。他校が発表しているポスターも見ることができ、それに対して質問コメントでやりとりができるなど、部員達にとって貴重な体験ができたと思います。


※リンクから発表したポスター(PDFファイル)を見ることができます。

 
 

ファイル名:kagakubu_shinrin_poster_2023_03.pdf

PDFファイル容量:【1014.5KB】

※PDFを開くには下記「日本森林学会大会 高校生ポスター発表に参...」をクリックして下さい。

ポスター「動物は学校林のどの場所が好きなのか?」