令和5年度「『育ちと学びをつなぐ』保幼小中連携推進研修会」

学校教育

 10月23日(月)に、「『育ちと学びをつなぐ』保幼小中連携推進研修会」を実施しました。この研修会では、幼児期の教育ではぐくまれている「主体性」が小・中学校でも発揮されるよう、就学前施設・小・中学校の保幼小中連携推進担当者を対象に、子どもの育ちと学びをつなぐ視点での保幼小中連携を推進することをねらいとしました。
 はじめに、京都教育大学の古賀教授による講義から、子どもが主体となる教育を進めていくために大切なことやこれから目指したい連携・接続の在り方について学んでいただきました。グループ協議では、中学校区別に分かれて講義の感想交流や子どもの主体性をはぐくむ保育・教育を進めていくために大切なことを話し合い、連携の在り方について考える充実した研修会となりました。
 参加された先生方からは、「考えないスイッチを考えたいスイッチに変えていくためには、保育・教育の進め方、子どもの姿の見取りが重要だと感じました。」「子どもの『やってみたい』を引き出すための環境構成、きっかけづくりを工夫したり見直したりしていきたいと感じました。」「スタートカリキュラムは各校で作るだけではなく、互いの意見を聞いて子どもたちにとってよりよい接続となるように作っていきたい。」「園(所)と小学校のつながりがよく分かりました。校種が違ったとしても、一貫して大切にされていることを理解し、より確実な連携や接続につなげていきたい。」等の感想をいただきました。
 この研修会をとおして、主体的な子どもをはぐくむ保幼小中連携が管内において、一層広がっていくことを期待します。

Copied title and URL