11月19日、橋立中学校ブロック4小学校(吉津小・府中小・日置小・岩滝小)の5年生61名を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
今回の出前講座は、株式会社積進による「ミクロの世界を覗いてみよう」です。今回は4校合同で大人数のため、会場が体育館となるなど普段とは異なる環境でしたが、講師を務めた積進管理部の竹中様と岡段様が、うまく児童の声を拾いながら講座を進めていただきました。前半は講義とともに、㎛(マイクロメートル)を体感するために、㎛単位の幅のシリンダーが金属柱にぴったりとはまるかどうかの実験を行いました。児童は、ぴったりとはまる瞬間の感触やはまりにくい金属柱がある事に気付き、講師に対して質問する様子も見られました。後半は、児童の髪の毛や持ち物をマイクロスコープで拡大し、普段では分からない髪の毛の太さや、印刷面の凹凸などをモニターが映し出されました。児童は、初めて見るミクロの世界に興味津々で、学校を越えて交流しつつ、目に見えない㎛の誤差であっても、重大な事故につながるという話を聞き、精密機械を扱う責任についても実感していました。
〈感想から〉
〇ミクロの技術が身近なものに生かされていることが分かった。
〇身の回りのミクロの世界を探してみようと思う。

