６月９日（月）に、管内の小・中学校の先生方を対象に、令和７年度第１回「学びをコーディネートする」授業づくり研修会を実施しました。
今回の研修会では、熊本大学の前田特任教授を講師にお招きし、「ICTによる授業改善と校内研修の改革」というテーマで御講義いただきました。70名を超える多くの先生方に御参加いただきましたが、講義だけでなく、ブレイクアウトルームでの協議やオンライン掲示板アプリを使った交流、チャット機能を使って発言など、さまざまな活動をとおして学びを広げる機会になりました。
受講者からは「子ども側からの授業設計をできるだけ大切にしたいという思いはありながら、授業者側からの授業設計になっているのではないかと反省しました。 子どもたちに委ねられるところはもっと委ねて、児童の声や言葉で授業をつくりあげたいです。」「普段の授業の課題を考えたり、グループで交流したりすることを通して、同じことや似たことで悩んでおられる先生方の存在が分かり、短時間ではありましたが改善点などを共有することができました。」という感想がある等、自己の実践を振り返る貴重な時間になったようです。
この研修会の学びが管内に広がり、よりよい実践へとつながることを期待しています。
