令和7年11月13日、与謝野町立石川小学校5年生8名を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
今回の出前講座は、株式会社日進ProSOLによる「スマートファクトリーってな~に?~未来の“ものづくり““工場”を体感しよう~」です。前半は講師から、実際に工場で行われている作業を例に「未来の“ものづくり”“工場”」の要となる「スマートファクトリー」についての説明がありました。後半は、その「スマートファクトリー」の中心となるAGV(作業用ロボット)が、効率よく荷物を運ぶ最短ルートを考えるグループワークを行いました。講師のお二人がそれぞれのグループに入って、様々な声掛けをしながらグループワークを進めていきました。子どもたちは、グループ内で意見を出し合いながら、「もっと早く運ぶルートがあるかもしれない!」と、制限時間ギリギリまで試行錯誤を繰り返し考えていました。その後、日進ProSOL赤坂工場とオンラインで繋ぎ、赤坂工場のAGVにマイクを通じて口頭でルートを指示し、実際に作業を行う様子を見守りました。実際に作業が始まると、子どもたちの中に次々と疑問が生まれ、「AGVはどうやって自分の位置を確認しているの?」「AGVにはどのくらいの数の部品が使われているの?」「AGVは何時間くらい動き続けられるの?」など、赤坂工場の方に質問を投げかけていました。子どもたちは未来の“ものづくり”“工場”を体感し、丹後の企業の素晴らしさを実感し、自分たちの未来を思い描いていました。
〈児童感想より〉
〇荷物を動かすプログラムを考え、実際にそれに合わせて動かすことができてとても楽しかったです。
○話を聞くばかりでなくグループでする活動があり、常に思考しながら活動できました。話がとても分かりやすかったので、とても理解しやすかったです。
