令和7年11月6日、京丹後市立かぶと山小学校5年生24名を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
今回の出前講座は、株式会社日進PREVOによる「知ってみよう 自動車・オートバイ等の部品製作の世界」です。前半は、小川課長から、日進PREVO(旧タンゴ技研)の歴史や、部品を製造している自動車製造工場の動画などを活用しながら、金属部品製作について講義がありました。講義の途中には、工場のある峰山地域やかぶと山小学校の地域に係る問題も出題されました。子どもたちはメモを取ったりタブレットで写真を撮ったりしながら、積極的に講座に取り組んでいました。
また、日進PREVOで作っているロケットのターボポンプが、「数千度の熱に耐えられる部品である」と聞いて、驚きの声を上げるなど、身近な企業が宇宙開発に関わっていることに強い関心をもったようでした。
その後、自動車エンジンの模型を実際に見学し、子どもたちは田中部長に「電気自動車とガソリン車はどっちが早いの?」「自動車の寿命って何年くらい?」「電気自動車とガソリン車はどっちが作りやすい?」など、自動車製造に関する様々な質問をするとともに、将来、自動車作りの仕事に就きたいという意見を発表する場面もありました。身近に自動車やロケットに関わる企業があるということを誇りに思って、将来の自分たちについて考えるきっかけとなってほしいと思います。
〈児童感想より〉
〇人とロボットの得意なことが違って、それを生かして自動車作りやものづくりをしているのが良いと思いました。
○人間は細かい部分を手や目で確認することができるから、ロボットにも人にもいいところを活かして作業していることがびっくりした。
○日進PREVOさんがロケットに使う部品を作っているなんて、すごいと思いました。
