令和7年10月20日、大宮南小学校5年生13名を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
今回の出前講座は、株式会社日進ProSOLによる「スマートファクトリーってな~に?~未来の“ものづくり““工場”を体感しよう~」です。前半は講師から、実際に工場で行われている作業を例に「未来の“ものづくり”“工場”」の要となる「スマートファクトリー」についての説明がありました。後半は、その「スマートファクトリー」の中心となるAGV(作業用ロボット)が、効率よく荷物を運ぶ最短ルートを考えるグループワークを行いました。子どもたちは、グループ内で意見を出し合いながら、「もっと早く運ぶルートがあるかもしれない!」と、制限時間ギリギリまで試行錯誤を繰り返していました。その後、日進ProSOL赤坂工場とオンラインで繋ぎ、赤坂工場のAGVにマイクを通じて口頭でルートを指示し、実際に作業を行う様子を見守りました。実際に作業が始まると、子どもたちの中に次々と疑問が生まれ、「AGVはどうやって箱とか数字とか見てるの?」「AGVが時々パレットを回転させるのはなぜ?」「AGVは何台くらい作られてるの?」など、赤坂工場の方に質問を投げかける姿も見られました。子どもたちは未来につながる様々な最新技術に触れ、体験したことで、丹後の企業の素晴らしさを実感し、自分たちが暮らす「丹後の未来」に思いをはせているようでした。
〈児童感想より〉
〇AGVはどんどん進化していって工業関係だけでなく、人のこと(介護など)も手伝ってくれると思いました。この先の未来についてもっと知りたくなりました。
○機械のことはあまり興味がなかったり知らなかったりしたけど、この機会をとおして少し興味をもつことができました。
○プログラミングなどを使ってAGVのように人の役に立つ機械を自分でも作ってみたり動かしてみたりしたいなと思いました。
