令和7年10月15日、三河内小学校5年生12名を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
今回の出前講座は、株式会社日進PREVOによる「知ってみよう 自動車・オートバイ等の部品製作の世界」です。前半は、講師の小川課長から、日進PREVO(旧タンゴ技研)の歴史や、部品を製造している自動車製造工場の動画などを活用しながら、金属部品製作について講義がありました。講義の途中には、工場のある峰山地域や三河内小学校の地域に係る問題も出題されました。子どもたちはメモを取ったりタブレットで写真を撮ったりしながら、積極的に問題に答えるなど、主体的に講座を楽しんでいました。また、「機械(ロボット)には機械の得意分野がある一方で、人の力でないとできない作業工程もある」と聞いて、大きくうなずく様子も見られました。さらに、沖田アドバイザーから「ロケットに使われる、数千度の熱に耐えられる部品も製造している」という話を聞いて、子どもたちは、驚きの声を上げていました。
その後、自動車エンジンの模型を実際に見学し、エンジンが動いている様子を見ながら「この部品はどんな意味があるの?」「このボタンは何のためにあるの?」「あの赤く点滅しているのは何?」「このエンジン(模型)はどうやって持ってきたの?」など、チャイムが鳴り終わった後も質問を続けるなど、子どもたちの興味・関心は尽きませんでした。
〈児童感想より〉
〇今はほとんどの会社がAIを使っているけど、人と機械のそれぞれの得意なところを生かしているのがいいなと思いました。
○3万個くらいの部品を使って車がつくられるから自分たちが安全に乗ることができるんだと思いました。
○宇宙のことに関わっているのが本当にすごいと思いました。
