令和7年10月2日、与謝野町立石川小学校6年生16名を対象に「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。今回の出前講座は、京都工芸繊維大学による「表面の不思議を体験しよう!-マーブル染めで遊ぼう-」です。
まずは、足立准教授から、大学とはどのようなところで、どのような学びが行われているかについて、子ども達に問いかけながら紹介がありました。続いて、老田先生と、水表面の不思議を体験する実験をおこないました。まず、活性炭を浮かべた水面に洗剤を含ませた爪楊枝を突き刺すと、活性炭が同心円状に広がる様子を観察しました。また、発泡スチロール板の船にしょうのう溶液を塗り水面に浮かべるとひとりでに動き出す実験など、子ども達自身が様々な実験を行いました。意外な結果に歓声を上げたり、実験での発見をメモをしたりするなど、水の不思議を体験していました。マーブル染めでは、水面に広がる絵の具の波紋や吹き流しで水面に揺らめくような模様が生じる様子や、紙を重ねて水面の模様が紙に吸い付くように写し取られる瞬間など、初めての体験に、子どもたちは目を輝かせていました。
〈児童感想より〉
〇 水に浮かんだ活性炭があるところに洗剤をつけると円状に広がり不思議だった。しょうのうの塗り方によってスポンジがいろいろな方向に動くのがおもしろかった。
〇 マーブル染めでは、似たような色でも全く違う柄ができてきれいだった。水に色をつ けるのが楽しかったが、半紙に色をうつす作業やのり付けは難しかった。
