7月11日、京丹後市立久美浜中学校2年生73名を対象に「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座が実施されました。今回の出前講座は、株式会社日進ProSOLによる「スマートファクトリーってな~に?」です。まずは、企業紹介が行われ、日進ProSOLが進める「Smart Factry」とは何かについて、説明がありました。
続いて、「サガネ社長のスマートファクトリーでAGV(作業用ロボット)の動きを考えて、実際に動かしてみよう!」というグループワークが実施されました。このグループワークは、「最少回数で、1~5のナンバーが打たれた場所に、①~④番の箱をそれぞれのナンバーの場所に移動する、最短ルートを考える」というもので、最終的には、その通りに赤坂工場にあるAVGを遠隔操作してみようというワークでした。生徒たちはグループ内で模型を使って相談しながら、シミュレーションを繰り返し、答えを導き出していました。各グループによる発表が終わると、実際に赤坂工場とオンラインで繋ぎ、生徒がマイクでAVGに動きの指示を伝えると、オンライン映像の中のAVGが、生徒の指示するとおりに移動する様子が映し出されました。生徒たちはその様子を見て、驚きの声を上げていました。
〈生徒感想から〉
〇自動搬送AGVは、無人で私たちの考えたことと同じように動いていてびっくりしました。ここまで技術が進んでいるなんてすごいなと思います。
〇グローバルで魅力的な企業が京丹後にはあるのだと気づくことができました。それくらい、京丹後市はすごい場所なんだと分かりました。また最先端技術を扱っていることにもすごく興味を惹かれました。

