令和7年度「TANGO子ども未来プロジェクト」加悦小学校

TANGO子ども未来プロジェクト

 7月9日、与謝野町立加悦小学校5年生41名を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
 今回の出前講座は、株式会社シオノ鋳工による「鋳物ってなに?聞いて学んで、体験しよう!」です。まず、児童らは、事前に選んでおいたアルファベットの木型をオアシス(吸水スポンジ)に押し込んでアルファベットの型を作りました。その型が完成すると、その型の中に塩野社長が溶かして液体となった金属を流し込みました。児童らは、最初は、金属が解けていく様子に歓声を上げていましたが、塩野社長が高温の金属を型に流し込む作業に入ると、緊張した面持ちでその様子を観察し、すべての型に流し終えると、ほっとした様子でした。 
 金属が固まる間に、塩野社長は子どもたちに対して、鋳造という作業がどのようなものなのか、そして、自分がどんな思いで働いているかなどについて話をされました。子どもたちは塩野社長の思いを知り、「どんな仕事に就くか」だけでなく、「何のために働くのか」を考えることが大切なのだと、気付いた様子でした。その後、固まった金属を型から取り出し、磨き上げてキーホルダーが完成すると、子どもたちはうれしそうに、友達同士で見せ合ったり、自分の振り返りを言葉にして伝えあったりしていました。
〈児童感想より〉
 〇慎重に作業しないといけないから緊張した。
 〇動画で見せてもらった本物の工場の映像がすごかった。
 〇金属を溶かす場面が、チョコレートの作り方と似ていると思った。

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