令和7年度『発達を支える』生徒指導研修会

学校教育

 6月27日(金)、「『発達を支える』生徒指導研修会」をオンラインで実施しました。
 研修会では、「発達支持的」な関わりにおいて重要である児童生徒理解について理解し、子どもを「支える」とは何か、自身の指導観、児童生徒観を見つめ直し、教育実践につなげることを目的とし、京都光華女子大学の徳田仁子様の講演「子どものこころを支える~レジリエンスの観点から~」より子どもたちの心への寄り添い方、レジリエンスを育む過程やそのための教員の役割について学びました。その後のグループ協議では、オンラインでの実施となりましたが、クラウドでの共同編集も活用し、参加者が互いに学び合う時間となりました。
 参加された先生方からは、「コミュニケーションにおいては、子どもが『安心・安全』を感じられていないと発信も受信もできない。そのためには、子と子、子と教師の関係づくりが必要不可欠であることを学んだ」「自分の弱みを見せることは『負け』のように感じる子どもが増えている。しかし、その部分を自身で表現できることが自分の居場所や支えを作り、良い循環を生み出すという経験を、子ども自身が積み重ねていくことが大切である」「教師が良かれと思った指導が子どものためになっているのか、子どもの成長を信じた支援ができているのか見つめ直したい」等の感想がありました。  この研修会をとおして学んだ生徒指導において大切となる子どもの見方や捉え方、子どもの心を支えるための教職員の役割についての考え方が管内に広がることを期待しています。

 

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