10月21日(月)に、「丹後小・中・府立学校生徒指導連絡協議会」を丹後管内の小・中学校の生徒指導主任、府立学校の生徒指導部長を対象にアグリセンター大宮で実施しました。
協議会では、「生徒指導提要(改訂版)が示すこれからの生徒指導の方向性」と題して、児童生徒が安全かつ安心して過ごすことができる学校・学級環境やこれから求められる学校の組織的生徒指導等について、関西外国語大学外国語学部の新井教授に御講演いただきました。その後、児童生徒が心地よさを感じ、明日また行きたいと思える学校、それを実現するために生徒指導主任(部長)としてできることについてグループでの協議を行いました。
参加された先生方からは、「生徒指導の仕方や視点、考え方などを教員側も大きく変化させて行く必要があると感じた」「今のいじめや不登校の現状をとらえながら、変動する社会の中で生き抜く力を獲得することや生徒の多様な背景をしっかりと捉えながら指導を進めることなど教師のチームワークがより必要になることを感じた」「様々な要因から生まれる問題行動を、子どもたちからの『問題提起行動』と捉え、大人たちに助けを求めているという視点に立って対応していくことが大切だと感じた」「『困ったら相談』ではなく、『困らないように相談』という考え方についてとても共感した」といった感想が寄せられました。 この協議会をとおして、管内の学校の生徒指導がさらに充実していくことを期待しています。