11月8日(金)に、第2回「学びをコーディネートする」授業づくり研修会を実施しました。
第1回では、京都教育大学の大久保先生の講義から、「今、求められている授業」や「今、学校教育ではぐくみたい資質・能力」についての理解を深めました。今回は、実際に授業改善をされている先生の実践発表をもとに、授業づくりの具体についてより理解を深めるべく、研究協議を行いました。
実践発表では、文部科学省のリーディングDXの研究指定校を受け、授業改善を図ってこられた先生のお話を聞きながら、授業改善をどのような視点で行ったのか、学校全体で取り組むためにどのような工夫をされてきたのかということを考えました。
研究協議では、「授業者主体の授業づくりを行ううえで大切なこと」というテーマで話し合い、子ども達が自立した学習者になるためにはどのような指導が必要なのかについて意見交流をしました。
目指すべき姿と現状との間にジレンマを感じつつも、「こういった視点は今からでも取り入れられるのではないか」「この視点については、学校全体で時間をかけて、子ども達に身に付けさせていかなくてはいけないものだ」と、さまざまな学びがあったようです。この研修会で学んだ考え方が、管内の授業改善につながることを期待しています。