「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座 大宮中学校

TANGO子ども未来プロジェクト

 10月10日(木)、京丹後市立大宮中学校1年生72人を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
 今回の出前講座は、京都府織物・機械金属振興センターによる「丹後の機械金属業の世界を知ってみよう」です。講師の技術支援課の早川主任から、京都府織物・機械金属振興センターの目的や、産業としての工業・機械金属業とは何かという基本的なお話や、金属を加工するさまざまな機械についての動画を交えた解説、丹後の実情、世界とのつながり、外国人就労者について等、非常に多岐にわたるお話をしていただきました。最後は、「20年後の丹後を考える」として、いかに丹後における技術者の育成を進めるかという課題を、未来を担う中学生へ提起する形で講義が終わりました。生徒たちは、丹後にはちりめん以外にも機械金属産業という先人たちが培ってきた誇るべき産業があることを知るとともに、丹後の未来について、真剣に考えていました。

〈生徒感想より〉
〇丹後というと、食べ物やちりめんなどしか頭になく、工業のことについてあまりイメージがわきませんでしたが、工業面でもこんなに発展していることを知ることができました。目的に合わせた機械の使い方などは、人が考えている部分もあり、機械と人が支える工業の大切さが学べました。
○みんな機械金属産業についてあまり知らないと思うし、魅力とかも分からないと思うから、何かのきっかけをつくって興味をもってもらえたら、丹後の機械金属産業の人手不足はなくなるんじゃないかなと考えました。

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