令和6年度「丹後学力育成会議研修会『授業づくり講座』」の開催

学校教育

 8月26日(月)に、京都府丹後文化会館にて、丹後学力育成会議による研修会「授業づくり講座」が実施されました。今年度は、管内のすべての小・中学校の先生方と、丹後地域における学力状況や課題を共有できるように、夏季休業中に開催されました。500人を超える多くの先生方に御参加いただき、学び合うことができました。
 岐阜聖徳学園大学の玉置崇教授より、「主体的・対話的で深い学びを教室で実現するために~一人一台端末の効果的な活用も踏まえて~」と題した御講演があり、その中で、子ども主体の授業にしていくためには学習者である子ども達の脳のパフォーマンスを上げること、パフォーマンスアップのためには授業の中で子ども達が「出力する時間」が重要であること、また、主体的な学びを実現するためには、自らの学びを子ども自身が振り返る時間が大切であること等、動画視聴や対話をとおした学びがありました。参加された先生方からは「個別最適な学びを目指して、今からできることを様々に考えることのできる内容だった。具体例や動画もあり、これからの授業に活かしつつ、すぐに取り組める内容も多く、身になったと感じた。」「ネクストGIGAなど最新の教育動向にも触れながら学力向上のために大切な不易な部分も具体的に教えていただき、明日からの教育実践にすぐ活かせる有益な機会となった。」という感想があり、明日からの実践につながるよい学びの機会となったようです。
 この学びを生かして、丹後教育局管内の学力向上や授業改善がより一層進んでいくよう、期待しています。

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