「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座 石川小学校

TANGO子ども未来プロジェクト

 1月30日(火)、与謝野町立石川小学校4年生16人を対象に、「TANGO子ども未来プロジェクト」出前講座を実施しました。
 今回の出前講座は、「鋳物ってなに?聞いて学んで、体験しよう!」と題して、株式会社シオノ鋳工によるオアシス(吸水スポンジ)を使った鋳造体験をしました。
 児童は、初めに事前に選んでいたアルファベットの木型を受け取り、木型をオアシスに押し込み、型を作る作業を行いました。押し込む深さに注意しながら木型をオアシスに押し込み、押し込んだ木型をピンセットで慎重に引き抜くと、オアシスにきれいなアルファベットの型が完成しました。とても緊張しながらの作業となりましたが、溶けた金属を流し込む穴である「湯口」、型へ金属が流れる道となる「湯道」を作ると作業がひと段落し、ようやく緊張から解放された様子でした。また、児童は、塩野社長が溶けた金属を型へ流し込む姿を緊張した面持ちで観察していました。しばらくして、児童は固まった金属を型から取り出し、磨き上げてキーホルダーが完成すると、嬉しそうに友達と見せ合ったり、ランドセルに着けたりと、出来上がりに満足したり、充実感を得たりしているようでした。
 〈児童の感想〉
〇鋳物作りがとても楽しかったです。1400~1500℃くらいの温度で金属を溶かしていると知りました。固体から液体になるところが見られてうれしかったです。
〇鋳物について知りました。ぼくはものづくりが好きなので、将来そんな仕事に就いてみたいです。

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