令和5年度「学びを支援する」特別支援教育充実研修会B

学校教育

 11月9日(木)に、「『学びを支援する』特別支援教育充実研修会B」を実施しました。
 今回の研修会は、特別支援学級担任と通級指導教室担当者を対象に、京都府スーパーサポートセンターの梅井コーディネーターと相馬コーディネーターに、「自立活動」と「教科等を合わせた指導(生活単元学習)」についての講義・演習をしていただきました。
 講義では、自立活動と各教科等を合わせた指導のそれぞれの趣旨やねらいについて理論と具体的な指導内容をいくつか示していただきました。また、演習では、特別支援学級担任と通級指導教室担当者に分かれて指導案づくりを行いました。自立活動と各教科等に合わせた指導について、実践を交えながら意見交流する中で、「なぜこの指導が必要なのか」「なんのためにこの指導支援方法をとるのか」というところまで思いを巡らせる時間となりました。
 参加者からは、「自立活動と各教科等を合わせた指導の目標や指導例を再確認することができた」「教育的ニーズを的確に把握して、ねらいを明確にし、見通しをもち計画的に指導を行っていかなかければならないと改めて感じた」「演習では、手立てや支援の在り方等、先生によっても様々な考えがあり、たくさんの考えから学ぶことができた」という感想が寄せられました。 この研修会での学びを生かし、児童生徒一人一人のニーズを踏まえ、将来の社会的自立を見通したより効果的な指導・支援が充実していくことを期待しています。

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