「やってみよう」と一歩踏み出す児童を目指して

 学校から見える山々の紅葉や雲海がたいへん美しい時です。2学期もまとめの時期となりました。子どもたちは、2学期のたくさんの学習活動を立派にやりきってきました。休み時間、校内を歩くと「毎日、家でランニングしていて持久走練習の記録が伸びてきたよ」「少し一輪車が乗れるようになったよ」「なわとびで”あやとび”ができたから見て!」と、子どもたちが、めあてを持って努力していること、できるようになったことを教えてくれます。

 本校を会場に開催された京都府の教育研究大会では、「自分で考え、判断・行動し、主体的に学び合う児童の育成~『やってみよう』と一歩踏み出す児童を目指して~」をテーマに、公開授業や研究発表を行いました。3年生の公開授業では、「目指せ!1kg大会」というゲーム性を取り入れ、全員が1kgの量感を身につけられるよう工夫しました。5年生は、「町の魅力をプロモーション!」という学習課題を設定し、商工観光課の方をゲストティーチャーにグループでアイデアを話し合いました。ひかり学級では、自分たちのハンバーガー屋を運営するという学習活動に取り組みました。本物のお店を見学することから始め、注文の取り方、会計の仕方など役割を決めてよりよいお店になるよう考えを話し合い取り組みました。

 これからの未来社会を生きる子どもたちには、自分や社会の将来をしっかりと見据え、夢に向かって、多様な人々と力を合わせ、知恵を出し合い、主体的に課題を解決したり、新たな価値を創造したりしていくことが求められています。これからも、教職員一丸となって、児童一人一人が安心していきいきと学べる魅力ある学校づくりを進めていきたいと思います。保護者の皆様、地域の皆様の御支援、御協力をお願いいたします。

                                                  校長 日下部 正登

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