藤波や 子らの営み 満ちていく
爽やかな風に吹かれて、藤の花が揺れています。春から夏へ二つの季節をたゆたう波のようです。25日(土)は、参観、学校説明会、引き渡し訓練等にお越しいただき、ありがとうございました。どの学年もはりきって学習する姿を見ていただけたのではないかと思います。
さて、学校説明会でも少し話をしましたが、今 教育は大きく変わろうとしています。予測困難なこれからの社会において、子どもたちは与えられたこと、知識・技能の習得にとどまらず、子どもたち自らが問いをもち、対話を通して学びを深め、社会とつながりながら未来を創っていく力の育成が一層求められています。次期学習指導要領においても、その方向性が一層明確に示されています。
しかし、これまで大切にしてきた基礎・基本や粘り強く取り組む姿勢を軽視するわけではありません。むしろ、それらを土台として、学びを広げ、深めていくことが求められています。本校では、その具体として、未来創造科「つばさ」を新教科として位置付け学習をスタートしました。
未来創造科「つばさ」は子どもたちの「やりたい」という思いから出発します。「楽しい」「わくわく」という気持ちを大切にしながら、「自分や誰かのためになること」「学校や地域、社会をよりよくすること」といった視点を大切にしながら、やがてそれが自分自身や誰かの幸せにつながっていく…そんな学びをめざしています。「じゃあ、みんなは何がしたい?」そんな問いかけから、子どもたちの学びは動き始めています。
近頃、「朝の挨拶は気持ちよい。」「挨拶でいっぱいにしたい。」という思いをもった子どもたちが朝の登校時に昇降口に集まって、元気な挨拶をしています。挨拶は対話の始まりであり、人と人を結ぶ大切な力です。「つばさ」の中で大切にしている「自分から動くこと」「誰かのために考えること」はこうした日々の姿の中に、すでに表れています。このような小さな一歩の積み重ねが、やがて大きな力となり、未来を創っていくと信じています。子どもたちは、一人一人が「つばさ」をもっています。その「つばさ」を広げ、未来へと羽ばたこうとする姿を私たちは大切に育んでいきます。
再来週は6年生が修学旅行に出発します。全員元気で参加できますよう、体調管理をよろしくお願いします。5月になりましたが、まだまだ肌寒い日もあるなど気温が安定しておりません。どうぞ、皆様におかれましてもお体ご自愛ください。
校 長 中田 匡恵


