いろんな心と体~みんなが幸せであるために、私たちはどうする?~
早いもので今年もあと一週間を残すばかりとなり、一年が本当に早く感じられます。
2学期は猛暑の中始まった運動会の取組をはじめ、主体的に考え行動する子どもたちに大きな成長が見られたように思います。
さて、先日、人権月間の学びを振り返る「人権まとめ集会」があり、各学級の代表がこの間の学びや取組をまとめて発表しました。今年度のテーマは「いろんな心と体~みんなが幸せであるために、私たちはどうする?~」です。各学級、11月のひかりふれあいデーで公開した授業をきっかけに、性の多様性を含め、一人一人の感じ方や考え方には違いがあること、みんなの幸せや人を大切にすることなどについて学びを深めてきました。まとめ集会の子どもたちの発表から、取組内容の充実ぶりがよくわかりました。子どもたちへの称賛や敬意とともに、私からも少し話をしました。
本当によく聞いてくれていたと思います。真剣に話を聞いていると、会場に一体感が出てくるので、話す側もとても話しやすくなります。「人の話を聞く」ことは、その人を大切にすることでもあります。今、どの学級においても、互いを傾聴し、考えや思いに耳を傾ける姿があります。指導者の話もしっかり聞いており、我々も子どもたちに大切にされていると感じます。相手の思いを大切にしようとしているその姿は、学びの深まりだけでなく、安心してすごせる学級・学校の土台となっていることがよくわかります。また、丹波ひかり小学校の先生方はみんなのことが大好きであること、みんなに幸せになってほしいと願っていること、けれども幸せは自分たちで創ることが大切で、そのために自分の心を見つめ問い続けることが必要であることも話しました。
子どもたちは、「違いがあるのは当たりまえ」「得意なことや不得意なこともみんな違う。」「自分と同じと決めつけてはいけない。」「無意識な差別」「自分も友達も大切な存在である。」「自分のことを知ってもらったらいい気持ちになる。」など、授業や日々の生活を通して、「人権」について少しずつ理解しています。
こうした学びは、学校の中だけで完結するものではありません。家庭や地域でも子どもたちの言葉に耳を傾け、「そう感じる人もいるんだね。」「あなたの気持ちも大切だね。」と受け止めていただくことが子どもたちの安心感につながります。大人の関わり方そのものが、子どもたちにとって人権を学ぶとても大切な手本となるのです。今後も家庭と連携しながら、誰もが自分らしく安心して過ごせる環境づくりに努めていきたいと思います。
後になりましたが、2学期も皆様からの温かいご支援、ご協力をいただき、ありがとうございました。子どもたちにとって学校生活は毎日がドラマで、うまくいかない日や立ち止まる場面も多々あったことと思います。それでも友達の存在が励みとなり、互いに支え合いながら前に進もうとする姿が、今学期、明らかに育ってきたと実感しています。
令和8年も丹波ひかり小学校の子どもたちのように、明るい年になりますよう、保護者の皆様、地域の皆様、どうぞよいお年をお迎えください。

校長 中田 匡恵


