新しい自分と出会う1年に
新しい学年のスタートとともに、子どもたちの明るい声が校庭や教室に戻ってきました。学校に再び活気が溢れ、これから始まる1年への期待を感じます。保護者の皆様、地域の皆様には、日頃から本校教育の推進に温かいご理解・ご協力を賜っておりますことに厚くお礼申し上げます。
昨日の入学式では、22名の新1年生を迎え、全校児童163名で令和8年度をスタートしました。6年生の歓迎の言葉と子どもたちの明るい歌声が新1年生をやさしく包み込む、あたたかな式となりました。
さて、始業式の冒頭、「この後の新しい担任の先生の発表が気になって、校長先生の話を聞くどころではないかもしれませんね。」と話すと、たくさんの子どもたちがにっこり笑顔を返してくれました。私はそんな丹波ひかり小の子どもたちが大好きです。その笑顔の中で、子どもたちに式辞でも伝えた大切にしたい3つのことについて話しました。
1つ目は挨拶です。人と人をつなぐ言葉として、自分から気持ちのよいあいさつができることを大切にしてほしいと思います。
2つ目は、「好き」を増やすことです。友達や先生などたくさんの好きな人や自分の好きなことを増やすことで、やさしい気持ちややる気、幸せな気持ちが広がっていきます。
3つ目は、「みんなで学校をつくること」です。本校は研究主題に「楽しむ心×つながる心=生み出す力」と掲げ、自分たちで考え、「こんなことをやってみたい」「こんな学校にしたい」という思いを形にしていくことを大切にしています。その積み重ねがよりよい自分や学校を生み出すとともに、自分でも気付かなかった新しい自分との出会いにもつながっていきます。
始業式の日、5・6年生が20分という限られた時間の中で入学式の準備をしてくれました。仕事の内容が担任の先生から伝えられると、自分たちで役割分担をし、進んで動き始めます。普段は見過ごされがちな場所にも目を向け掃除をする姿や一生懸命な自分たちに「少し6年生に近付けたかな。」と話す姿に、高学年としての自覚と成長を感じました。こうした姿こそ、「楽しむ心」と「つながる心」が重なり、「生み出す力」として表れている一場面だと感じています。
保護者の皆様と学校、そして地域の皆様との深い信頼関係のもとでこそ、心豊かでたくましい子どもたちを育てることができると信じています。つながりを大切にした信頼関係は子どもたちを育てていく教育の土台となります。互いに心通わせることを大切にしながら、あたたかく大きく包み込む愛情で子どもたちを育てていきます。
今年度、新たに着任いたしました12名の教職員を含め、39名の教職員が力を合わせ、一層の信頼を寄せていただけるよう全力で取り組んでいきますので、保護者の皆様、地域の皆様のご理解・ご協力を賜りますようお願いいたします。
校 長 中田 匡恵



