学校生活

9月15日(火)5, 6限の総合的な探求の時間で、滋賀大学経済学部より松下京平教授をお招きし、Sustainable Development Goals(SDGs)について講演をしていただきました。

SDGsは、世界的な問題への取り組みであり、大きな課題を解決するための手段や方法というイメージがありますが、もっと身近な問題から考えてみよう、とお話がありました。喫茶店のコーヒーを例として生産者や輸入者、販売者それぞれの利益を予想し、貧困の問題や子どもの労働、教育といった背景についてまで考えることができました。SDGsで示される17のゴールは、それぞれを独立して考えることが難しい反面、自分たちの身近な問題や課題と深く関連するということがわかりました。

気候変動対策における炭素税という単語から、企業の利益と社会貢献のバランスをとる難しさについて丁寧に解説していただき、生徒は関心を強く示していました。

 
 
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