学校生活

去る119日と111日に、本校で伝統工芸の授業が行われました。そのときの映像が完成しました。

KWNキッズレポート~だれかのためにつくる~

授業は日本工芸会、京都府文化財保護課の主催により実施され、パナソニックに映像化していただいています。

参加した生徒のみなさんは「誰かのためにつくる」という思いを持ちながら、純粋に制作を楽しんでいました。ぜひご覧ください。

また、作品は全て、令和6年410()から15()に高島屋で開催される日本伝統工芸展に、作家の先生方の作品とともに陳列されます。

 

 2月8日(木)2年生探求コースの1クラスを対象に「出前高校生議会」を実施しました。

府議会議員の方8名に来校いただき「オーバーツーリズム」や「文化財保護」をテーマに意見交換等の交流を行いました。

生徒からは「もっと時間が欲しかった」「政治への関心が高まった」などの感想が聞かれました。

なお、この「出前高校生議会」の様子は京都府議会のHPにも掲載されています。

 

に3年生の芸術Ⅲで合同発表会を実施しました。

音楽の受講生徒の演奏や合唱のあと、

美術の受講生との作品の発表がありました。


最後は、音楽の受講生徒の合唱の中、書道の受講生徒が書道パフォーマンスで作品を作り上げました。


また、美術受講者が作品を展示するなどそれぞれの科目の特徴を生かして、この1年で学んだことを発表をしました。


書道パフォーマンスの作品は卒業式において体育館の入口付近に掲示をしますので、ご覧ください。

 

119日(木)

探求コースの1年生の美術講座で伝統工芸の授業を行いました。

この授業は毎年行っており、この日は木皿を制作しました。

日本工芸会の先生方の指導のもと、生徒たちは一心不乱に"かんな" を動かしていました。

丸皿を削るとき使った"かんな"は、手のひらに乗るような小さいものでした。

 

この授業はパナソニックホールディングスの

"キッド・ウィットネス・ニュース"と関わっており、

そちらのホームページにも掲載されます。

また、完成した木皿は京都高島屋で4月に開催される日本伝統工芸展に陳列されます。

 

日本伝統工芸会の先生方による陶芸の授業(京都府教育委員会文化財保護課主催)が、令和4年11月に行われました。

生徒たちは「だれかのためにつくる」というコンセプトのもと、うつわ作りに取り組みました。

4月に開催された高島屋での日本伝統工芸近畿店に、そのうつわを展示して頂きました。

授業や展示の様子を、パナソニックが主催する映像制作のプロジェクトの中で、動画にしていただきました。

生徒の楽しそうに制作する姿や展示の様子を、ぜひご覧ください。(美術科)

 

1:KWN(キッド・ウィットネス・ニュース)キッズレポート

 おもいをかたちにする

https://youtu.be/nrH6jfYFBpw

(直接YouTubeにアクセスします)

2:チャネルパナソニック URL

https://channel.panasonic.com/jp/contents/38546/

(パナソニックのHPからアクセスします)

3.KWN日本ホームページ KWN日本のミートアップチャネルを選択

https://holdings.panasonic/jp/corporate/sustainability/citizenship/kwn.html

キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)ホームページから、

「参加校の方へ」⇒「チャンネルパナソニック」でアクセスします

 

11月17日(水)1年生美術の時間に日本工芸会人形部会の先生方をお招きし、1年生美術選択者は伝統工芸体験を実施しました。

能面の一種である大悪尉(おおあくじょう)を型取った石膏に対して、水と糊を使って和紙を貼り、その形を写しとる「張り抜き」に生徒たちは挑戦しました。和紙を指で小さく切り、へらを使って糊を塗り、石膏に貼り付ける作業は想像以上に難しく、均一に和紙の層を作ることに苦労している様子でした。

人形部会の先生からは、小さな人形の顔の部分だけを作るだけでもこれだけ大変な作業が必要となることを知ったこの経験をいかし、伝統工芸品を見かけた際には、どうやって作っているのか、どんな思いが背景にあるのだろうか、という興味を持ってみてください、と生徒へ声をかけていただきました。

 

10月7日(木)2年生は5限の総合的な探求の時間に、狂言教室を開催しました。

茂山狂言会より、茂山宗彦様、網谷正美様、井口竜也様にお越しいただき、狂言「附子」を上演していただきました。写真のように生徒の近くで狂言を演じていただき、動きや台詞の一つ一つに迫力のある鑑賞となりました。

終了後は網谷正美様から、狂言の道へ進んだきっかけや、好奇心を持つことの大切さについてお話していただきました。生徒からは、狂言は何種類くらいありますかと質問があり、およそ200ある曲目の分類や、特徴について説明していただきました。

生徒は狂言独自の笑いの表現や、大振りな動作に驚きつつも、古典的な喜劇に触れる良い機会となりました

 

9月24日(金)5, 6限に、1年生は総合的な探究の時間のフィールドワークの一環で、オンライン企業訪問を実施しました。

株式会社片岡製作所様と福島鰹株式会社様にオンラインで企業の取り組みをはじめ、京都の文化や産業についてお話しいただきました。生徒の感想では、

(株式会社片岡製作所様のお話について)自分が使っている機械の部品をこんなに身近な京都の企業が作っていることに驚いた。「時間は万人に平等である」という言葉が強く印象に残りました。

(福島鰹株式会社様のお話について)鰹節にも種類があると初めて知り、手作業で手間をかけることで上品な深みのある味になるというこだわりに驚いた。海外にも工場があり、鰹節を供給していることは知らなかった。

など、印象に残るお話がたくさん聞けた様子でした。

写真は福島鰹株式会社様とのオンライン企業訪問の様子です(写真は一部加工しております)。

 

9月17日(金)6限に本校体育館にて、KBS京都よりアナウンサーの梶原誠様をお招きし、1年生を対象とした講演会を開催しました。

放送業界で活躍される梶原様から、「社会に求められる力とは~アナウンサーの視点から~」というタイトルで、アナウンサーを志したきっかけや仕事の内容についてお話ししていただき、身近なニュースの話題を交えながら、「ことば」の持つ力と魅力を紹介していただきました。

また、生徒から事前に集めていた、どうしたら緊張せずに話すことができるのか、インタビューするときに相手に伝わりやすい方法はありますか、といった質問にも答えていただきました。

1年生はこれからの総合的な探究の時間でフィールドワークが始まります。今回の講演は、視野を広げ様々な分野に興味関心をもつ機会となりました。

 

9月16日(木)2年生錬成コースでは、総合的な探究の時間を通して、自身の進路について考える機会を設けています。

2学期の総合的な探究の時間では、夏期休業中に生徒が参加したオープンキャンパスや職業体験の成果をレポートとしてまとめてきました。本日はその成果発表を行い、生徒同士が互いに情報の共有を行いました。大学や専門学校のオープンキャンパスに参加し、その雰囲気や他と異なる点をまとめた発表や、職業体験に参加し、実際に働いている専門の方からお話を聞かせていただき、それを紹介する発表がありました。

 

9月16日(木)2年生探求コースでは、フィールドワークに代わり、オンラインによる企業等訪問を実施しました。

総合的な学習の時間では、生徒たちが設定した持続可能な開発目標(SDGs)に関する課題について情報収集を行っており、今回は自身で決定した企業施設等へインタビューを行いました。貧困や環境問題、LGBTをはじめとする社会問題に目を向け、知識を得るのみならず、校外の専門家の方とのコミュニケーションを通して視野を広げていきます。

写真は、LGBTなど性的マイノリティに関する課題の解決に取り組まれているオムロン株式会社様とのオンライン会議の様子です(写真は一部加工しております)。生徒は緊張しながらも質問をさせていただき、企業におけるSDGsの取り組みについて理解を深めることができました。

 

2年生家庭基礎の授業において、NPO法人育て上げネットの深谷友美子さんを講師にお招きし、マネーコネクションe-programを実施しました。各自スマートフォンを使いながら、一人暮らしの生活費をシミュレーションしたり、稼ぎ方/働き方による生活スタイルの違いを職業、雇用形態、月収などを見ながら、将来の生活をイメージしたりしました。初めは戸惑っていた生徒も、徐々に慣れ、未来の生活をリアルにイメージさせるワークにより長期的な視点で稼ぎ方/働き方を選択することの大切さを知る機会となりました。

 

1月21日(木)3年生ライフデザインの授業で、社会福祉法人春日野園「かすがのえんこども園」より園長の澤井美智子様をお招きし、「生まれてきてくれてありがとう」と題し、保育園での園児の生活をはじめ、職員がどのように園児と接しているのか等について、授業を行っていただきました。

授業では保育園で実際に撮影していただいた園児の様子を見せていただき、その様子について解説をしていただきました。園児が小さな橋を渡るのに怖くてどうしようか悩んでいるときに、大人が助けたくなることを堪え見守ると、自分で考え、行動する様子や年長の園児が手を差し伸べて渡るのを助ける様子が見られた、ということを実際に動画で見せていただき、生徒たちは納得した様子でした。

 

1月19日(火)と21日(木)の3, 4限に、3年生芸術選択者による合同発表会が音楽室行われました。

合同発表会では、美術・音楽・書道の選択者が互いの作品を展示・発表し、合同の作品として美術選択者が事前に作成した教室一面を覆うほど大きな作品に対して、書道選択者が楽曲の歌詞を書き入れるパフォーマンスを行いました。書き入れた歌詞は、パフォーマンス中に音楽選択者が合奏を行った「旅立ちの日に」でした。写真は芸術3P講座の様子です。

 

1月19日(火)の5限と6限の総合的な探究の時間に、2年生探求コースの生徒が発表を行いました。

総合的な探究の時間では、2学期からSDGs(Sustainable Development Goals : 持続可能な開発目標)を大きなテーマとして、同じ目標に興味を持った生徒たちでグループとなり、校外へのフィールドワークやオンライン会議システムを活用した取材を行い、自分たちの意見をスライドにまとめてきました。

グループでまとめた内容をアニメーションや寸劇を交えて発表し、収集した情報を全員で共有することができました。写真は、ゴミの削減・リサイクルの目標に取り組んだグループの発表の様子です。

 

11月24日(火)午後から2年生探求コースの生徒たちは、総合的な探求の時間の取り組みでフィールドワークを行いました。

2学期の総合的な探求の時間では、SDGsにおける17のゴールからテーマを決め、班に分かれて活動と発表を行います。各班でフィールドワークの行先を決め、生徒が施設や企業等と打ち合わせを行い、訪問させていただきました。行先は世界人権問題研究センターや京都水族館、京都信用金庫、株式会社不二家、小川珈琲株式会社など多岐にわたります。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オンライン通話により取り組みの紹介をしていただいた企業もありました。

生徒は事前に考えた質問のみならず、お話しいただいた内容にさらに質問をする様子が見られ、普段の授業やインターネットによる調べ学習とは異なった活動に、意欲的に取り組む姿が見られました(写真は小川珈琲株式会社様から取り組みの説明を受ける様子です)。今回の成果をスライドとしてまとめ、発表を行う予定です。

 

11月12日(木)と11月17日(火)に、3年生選択授業のフードデザインで、料理研究家杉本節子先生をお招きし、京の食文化に関する授業を開催しました。

杉本先生は和食文化の専門家であり、京都の伝統食を継承するために幅広く活躍されています。フードデザインの授業では、和食に欠かせない出汁について、その組み合わせや意味を具体的な例を挙げながら解説していただきました。また、年中行事を振り返り、生徒にお祝いの日とはどんな日があるだろうかと質問をし、そんな日にはどんな食事をとるのか、なぜなのか、という行事と食文化の関係についても紹介していただきました。

講義後には、調理室で「水菜とおあげの炊いたん」のデモンストレーションも行っていただきました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、試食会はできませんでしたが、昆布とにぼしの香りで調理室が満たされました。

 

10月20日(火)の3, 4限に、3年生選択講座フードデザインの授業で茶道体験を行いました。

裏千家より南條宗綾先生を指導者としてお招きし、茶道体験を行いました。お茶を点てる生徒とお菓子をいただく生徒に分かれ、それぞれご指導いただきました。「真、行、草」3種類のお辞儀の使い分けや、お茶をいただく際の手順、お礼の言い方など、一連の流れを体験できた貴重な機会となりました。

初めて茶道を体験した生徒や、慣れない作法に苦労する生徒もいましたが、失礼にならないよう努める様子が見られました。

 

10月13日(火)2年生の家庭基礎の授業にて、NPO法人ママの働き方応援隊のご協力により、赤ちゃん先生クラスを開催しました。

赤ちゃん先生クラスでは、赤ちゃんと保護者の方に来校していただき、育児体験や赤ちゃんの生活サイクルに関する講演を実施していただく機会であり、生徒が結婚や出産、その後のライフプランについて考える授業になります。

今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、写真のようなオンライン形式で実施しました。実際に赤ちゃんと触れあうことはできませんが、学校とご家庭をつなぐことで、赤ちゃんの普段の姿を見せていただくことができ、生徒と赤ちゃんは歌遊びも行いました。

生徒の感想では、パートナーの協力の大切さや産後うつとの向き合い方など、いままで考えたことがなかったような育児の一面についても知ることができた、とありました。

 

9月15日(火)5, 6限の総合的な探求の時間で、滋賀大学経済学部より松下京平教授をお招きし、Sustainable Development Goals(SDGs)について講演をしていただきました。

SDGsは、世界的な問題への取り組みであり、大きな課題を解決するための手段や方法というイメージがありますが、もっと身近な問題から考えてみよう、とお話がありました。喫茶店のコーヒーを例として生産者や輸入者、販売者それぞれの利益を予想し、貧困の問題や子どもの労働、教育といった背景についてまで考えることができました。SDGsで示される17のゴールは、それぞれを独立して考えることが難しい反面、自分たちの身近な問題や課題と深く関連するということがわかりました。

気候変動対策における炭素税という単語から、企業の利益と社会貢献のバランスをとる難しさについて丁寧に解説していただき、生徒は関心を強く示していました。

 
 
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