令和3年度 第1学期始業式

4月8日(木)令和3年度第1学期の始業式が、Zoomを利用した遠隔配信により行われました。校内のスタジオで撮影されている映像がライブで各教室に流され、例年とは違う新しい形で式は進みました。橋長正樹校長先生からのお話を、一部抜粋して紹介します。

①私が昨年度、副校長として嵯峨野高校に勤務をして見つけた嵯峨野高校生の良いところは、多くの卒業生が学習と部活動を両立させて自分の進路を実現させたというところです。私は彼らの頑張りこそが嵯峨野高校が長年大切にしてきたことではないかと考えています。とはいうものの、みんながみんな同じようなことができるわけではありません。私が今日、みなさんに本当にお伝えしたいことは、「あるがままの、等身大の自分を受け入れよう」ということです。私がそうしたように、みなさんにも自分自身のよい所をできるだけたくさん見つけるように、少し努力をしてほしいと思います。そうすることによって自分自身のことだけでなく、今まで気がつかなかったクラスメイトや部活の仲間、家族のよい所にも気がつくようになるかもしれませんね。②私たちの脳は、気分が落ち込んでいるときであっても、口角を上げて笑顔をつくると、「ん、なにか楽しいことがおこってるんだ」と理解するのだそうです。なんだか気分がすぐれないような日でも、鏡の前で思いっきり口角を上げて笑顔を作ってみるとだんだん気分が晴れてくるのだそうです。しっかりと胸を張って、いつもより目線をあげると、私たちの脳は「ん、自信に満ちあふれているな」と理解するんだそうです。堂々とした姿勢、笑顔で元気にあいさつができる、そんな生徒が増えると、さらに峨野高校の魅力が増えそうです。