アジアサイエンスリサーチプロジェクト・南部巡検

10月25日(日)にSSH重点枠事業「令和2年度アジアサイエンスリサーチプロジェクト(ASRP)」の南部巡検を行いました。京都府南部の府立高校より17名の生徒の参加がありました。午前中に嵐山を巡検し、地形の様子を現地で実際に確かめながら、嵐山の景観がどのように成り立ったかなどについて、地理的な観点から詳しい説明を受けました。
 その後、嵯峨野高校の教室に移動し、グループごとにどのようなテーマで調査・研究を進めるかについての話し合いを行いました。森林を研究してきた大学生に相談に乗ってもらい、大まかな方向性について定めることができました。
 午後からは嵯峨野高校の校有林に入りました。ヘルメットを装着するなど十分に安全に配慮した上で、かなりの傾斜を登りました。現地で、嵯峨野高校のSA(スチューデントアシスタント)や卒業生のTA(ティーチングアシスタント)から、校有林でこれまでに行われてきた調査の内容について説明を受けました。各グループの研究テーマを決定するためのよい参考となりました。
 プロジェクト参加生徒はこの後、北部巡検を行った京都府北部の府立高校の生徒とともに、11月21日(土)22日(日)の本調査(丹後海と星の見える丘公園)に臨みます。

参加生徒たちは、アドバイスを受けながら、自分たちの興味関心に従ってグループごとに調査・研究に取り組んでいきます。