森林環境体験プログラム2022

 これまで、本校ではフィールドサイエンス、特に森林を用いた課題研究に取り組んできました。本プログラムは、スーパーサイエンスネットワーク京都関係校の生徒がつどい、森林に関するレクチャーを受け、土壌等の観察を行うことでフィールドサイエンスへの関心を高めることが目的です。

9月23日(祝)、本校が所有する校有林で実施し、洛北高校の生徒が参加してくれました。本校からはサイエンス部の生徒がボランティアとして、準備から案内や片づけまで担当してくれました。

雨模様ではありましたが、安全に留意しての実施となりました。
 開会式の後、安全等注意事項の説明を行いました。地理担当教員より、地域の歴史や地理・地形など幅広い説明を受け、参加生徒全員が興味深く聞いていました。

 林内では、現在サイエンス部が取り組んでいる「嵯峨野高校校有林における大気中のラドン濃度測定 ~地震予知の可能性~」「嵯峨野高校校有林茶栽培プロジェクト」等について生徒が説明をしました。最後に、地学担当教員より、植物と共生関係にある球状の外生菌根に関する説明をしました。

 次回は、10月中旬に2回目のプログラムとして、地球環境問題から森林生態系についてのレクチャーを実施予定です。