数学ラボ日誌①

 今日は2学期に入り初めてのアカデミック・ラボ活動日です。数学ラボでは、1学期中に編成した探究班に分かれて各テーマに関するレポートを夏休み中にまとめてもらいました。本日のラボはメンバー内でのレポートの情報交換から開始しました。

 交流を通じて各生徒がおぼろげに抱いていた課題点が少しずつ整理されていきます。数学ラボでは、そういった課題点について、いかに数学的な切り口を見出し、かつ自分達が学んできた数学の知識を手法として探究活動に結び付けていくかが高い壁となって立ちはだかります。

 ふと見ると、1つの数式を作り、それについてメンバーで議論していました。「安全性」といったキーワードも見受けられます。今後どのように数学的な活動が膨らんでいくのでしょう。
 千里の道も一歩からです。

 最後に次回の活動までに各自が調べておくことを整理し、分担することなどをお互いに確認しました。担当教員の指示ではなく、生徒達が自ら考えて今後の方向性を設計していく様子はとても頼もしい思いがしました。