茶道部 東京総文2022 参加報告1

3年ぶりに全国総合文化祭茶道部門が開催され、2年生4名が京都府の代表として「とうきょう総文2022」に参加しました。
コロナ禍で様々な方々の御尽力によりで開催、参加できた大会です。有意義な経験ができることにワクワクしていました。
初日は、「江戸の窯 隅田川焼歴史探究」です。東京スカイツリーを望む向島百花園にて茶席研鑽会の後、東京大空襲で焼失し完全に途絶えた窯を復興し、当時の席焼の一部を再現した「絵付け」を体験しました。

生徒たちの作品です。どんな焼き上がりになるか楽しみです。

東京総文2日目です。
今日は国立オリンピック記念青少年総合センターで開会式、講演会、研修会です。
毎回のことですが、高校生の実行委員さんたちが大活躍です。
東京都音羽大本山護国寺 伊澤 元祐 氏の「東京の茶道文化」のついての講演を聴いた後は、茶杓研修会。ミニカンナとヤスリを使って自分だけの茶杓を作りました。

棗(なつめ)に乗せるときのバランスや持ちやすい厚みなど考えながら作業を進めています。こんなにじっくり茶杓を見つめることはなかなかありません。

次にお茶席研鑽会です。今回の東京大会は、新型コロナ感染対策を第1に考え、いろいろな制約がある中での開催となりました。お茶席においても、本来の作法とは若干異なるものとなりましたが、それぞれの学校が精一杯のおもてなしをしてくださいました。
東京では8つもの流派があるため、お道具等もどこかに偏らないように東京らしいものを創作されていました。

東京駅、東京タワーを模したお道具
都庁を模した水差し

待合では東京や他府県の生徒さん達と交流する機会も持て、とても勉強になりました。