リベラルアーツ

蝉の大合唱をコーラスに、グランドからはノックの金属音
北棟の窓からは管楽器のチューニング音が聞こえます。
嵯峨野高校も本格的な夏休みに突入しています。通常の(教科)学習は小休止

高校の学習はまだまだ基礎的な内容が多く、学んだ内容を定着させるために、地道な繰り返しが必要になります。
特に1、2年生の学習では、正直あまり楽しくないことも少なくありません。
覚えることも多く、やらされている感じに陥りがちです。

「リベラルアーツ」とは、「専門科目」に対しての、単なる「教養科目」ではなく、ギリシア・ローマ時代に起源を持つ、正に「自由人として生きるための学問」です。人間を解放し自由にしてくれる主体的な学びです。
現代人は様々な観点から評価されます。学生時代だけではなく、社会に出てからも。人は少しでも良い評価を得ようと対応(努力)してしまうものです。つい正解のみを求め、評価に縛られる不自由な学びになりがちです。

高校時代に、自分を多様な世界へと解き放ち、新しい自分を発見させてくれる学びにも踏み出しましょう。
少しまとまった時間が創れるのが夏休みです。いろんなジャンルの、いろんなスタイルの学びに挑戦してみてください。

いつもの教室を飛び出して、嵯峨野高校サマーセミナー開講中
嵯峨野高校生諸君、夏こそ「よく学び、よく鍛え、よく遊ぼう」

自ら新しい扉を開く