令和4年度入学式

4月8日、本校の体育館で入学式が行われました。

暖かな春の陽射しと、桜の花びらが舞う校舎が新入生を出迎え、晴れやかな入学式となりました。

今年度もマスク着用など感染症対策を行った上で挙行されました。

令和4年度 第74回入学式 校長式辞を紹介します。

冒頭、厳しい入学者選抜を突破された入学生の努力への敬意と入学への歓迎を述べられました。

次に、嵯峨野高校は公立高校でありながら創立者と建学の精神を持つ伝統ある学校であること、建学の精神の「和敬清寂(わけいせいじゃく)」、校是の「和敬」「自彊」「飛翔」という言葉を紹介されました。

さらに、学校長は入学生に期待を込めて「心がけてほしいこと」を3つあげ、語りかけられました。

一つ目は、「主体的に学ぶ」姿勢を大切にしてほしいということです。誰かに言われたからやるのではなく、自分の意志で判断すること、自分の言葉で伝えること、積極的に学ぶ姿勢を大切にすることで、明確な目的や未来につながる学びになることを話されました。

二つ目は、「失敗した自分を評価しよう」ということです。アメリカ合衆国第32代大統領夫人、エレノア・ルーズベルトや世界の発明王エジソンの言葉を引用され、失敗を恐れずに新しいことに挑戦すること、チャレンジした自分自身を誇りに思い、大いに評価していってほしいと話されました。

三つ目は、「自分の長所や得意分野をどんどん磨こう」ということです。

自分の長所や自慢できることを人に話すのは苦手な人も多いかもしれませんが、見方を変えることで、自分の短所だと感じていることも、自分のストロングポイントになることに気が付いてほしいと話されました。嵯峨野高校で過ごす学校生活の中で他の人がまねをできないような部分を自らの長所と考え、どんどん磨き、自信を持って、自分の長所を生かしていけるようになってもらいたいと激励されました。
式辞を読み上げられる語り口から、入学生への高い期待が感じられ、生徒たちも真剣に聞き入っていました。

入学式後の担任団紹介時には、入学生に向けて今井学年部長から「嵯峨野高校に来てよかった」と心から思って卒業を迎えられるよう、学習、行事・部活動、学校生活でのルールを守ることを頑張ってほしいということを話されました。

皆さんの高校生活を教職員一同、全力でサポートします。
週明けから頑張りましょう。