オンライン国際交流・Interview Day

本年度3学期に1年生のGlobal Interaction(GI)の授業で行われた国際交流活動と、生徒たちが教員や校外の方へ英語でインタビューした「Interview Day」についてご紹介します。

米国ハワイのJames Campbell High School、シンガポールのYishun Town Secondary School、オーストラリアのNerang State High Schoolの3校と、計6回の交流を行いました。生徒たちはGIの授業で作成した日本の文化に関するプレゼンテーションを英語で行いました。

年度当初の交流活動では、オンライン形式や英語での質問への回答に戸惑う様子も見られましたが、これまで経験を積んできた生徒たちは、英語でのコミュニケーションを楽しむ余裕が見られました。画面共有などの操作もスムーズに行えるようになり、限られた時間を最大限有効に活用し、有意義な時間を過ごしました。

2月1日に実施されたInterview Dayでは、生徒たちは本校教員や京都府内の大学に所属する海外からの留学生の方々を相手に、インタビューを実施しました。「なぜ今の仕事を選んだのか」「これまでの人生で差別に遭遇したり、経験したりしたことはあるか」「人生において大切にしていることは何か」など、その人の人生や考え方を質問し、「Global Citizen(地球市民)」として生きていくためのヒントを得る機会となりました。

留学生の方々とのオンラインでの交流を通して、生徒たちは国際社会で生きていくための知恵や考え方を学びながら、英語でのコミュニケーションを大いに楽しんでいたようでした。また、本校教員へのインタビューも、普段授業では触れられない各教員の内面に触れたほか、本校の橋長正樹校長も参加し、生徒たちは少し緊張しながらも積極的に、英語での質問を投げかけていました。

本年度のGIの授業および国際交流活動は、これにて終了となりました。2、3年生になると、英語によるアカデミックラボ課題研究発表など、本年度とは異なる形式での国際交流を経験することになります。また、この春に入学してくる新1年生たちも、GIをはじめとする授業や課外活動における海外の学校との交流活動を予定しています。生徒たちが実践的な英語によるコミュニケーション能力を身につけ、国際交流の楽しさ、ひいては自分探しの旅の始まりとなるような交流活動を今後も進めていきます。