芸術の秋~美術部・デザイン工芸部の活動

芸術の秋です。
美術部・デザイン工芸部も秋は1年で一番忙しく、充実した時間を送っています。

● 京総文に参加
10月30,31日にみやこめっせ地下1階の日図デザイン博物館で「京都府高等学校総合文化祭美術・工芸部門」の作品展が実施されました。
本校美術部・デザイン工芸部からは13名ずつ、計26名の生徒が作品を出展しました。
1学期からコツコツと制作した作品です。今年は緊急事態宣言の発令もあり、十分な制作期間を確保できませんでしたが、なんとか作品を完成させることができました。

美術部員の絵画作品。高校生らしい瑞々しい感性です。

デザイン工芸部では、ステンドグラスや漆芸、陶芸、染色の作品を出展しました。
根気強く1つ1つの工程を進めてきました。

京総文出展作品の審査が行われ、本校からは次年度の近畿高等学校総合文化祭に京都府代表7名のうち、3名(美術部1名、デザイン工芸部2名)が選出されました!
年が明けたら近畿総文に向けて作品制作を行います。また素敵な作品を作ってくれることを期待しています!

● 令和3年度第41回近畿高等学校総合文化祭滋賀大会出場!
11月13日14日に滋賀県近江八幡で行われた近畿総文美術・工芸部門にデザイン工芸部の3年生が出場しました。
13日に関連行事が行われ、午前は建築家 藤森照信氏設計のラ・コリーナ近江八幡の施設見学に参加しました。
ラ・コリーナのスタッフの方の解説をイヤホンで聴きながら建築を隅々まで鑑賞。一般公開されていない社屋も見学させていただきました。

午後からは場所を移し、ヴォーリス学園近江兄弟社高等学校で開会式と建築家 藤森照信さんのオンライン講演会を聴講しました。

その後、近江八幡市街に移動し、近畿代表として各府県から集まった作品をグループで鑑賞しました。
自分の作品を各府県の代表生徒の皆さんに説明したり、感想を頂いたり交流しました。

秋晴れの気持ちの良い日に建築と美術をじっくり堪能できました。

● 校有林に陶土サンプリング、材木探しへ
11月6日土曜日には、美術部、デザイン工芸部で校有林へ出向き、3学期の活動で使用する陶土や材木を採取しに行きました。

理科の谷口先生から、校有林の土壌や陶土についてレクチャーを受けています。

交代で土を掘ります。

木工に使えそうな木材を切っています。

今回持ち帰った材料は、陶芸でスープカップ、木工でスプーンを制作する予定です。
ものづくりは素材の恵みがあるからこそできることです。校有林での素材を大切に使っていきたいと思います。