令和3年度京都マス・ガーデン

11月13日(土)の10時から12時までの日程で、西陣織会館を会場として、SSH重点枠事業「令和3年度京都マス・ガーデン」を実施しました。

これはスーパーサイエンスネットワーク(SSN)京都の関係校の生徒達による、数学の課題研究についての中間発表会です。

府立高校7校から25本の発表があり、関係生徒約70名が参加しました。

内容は、中間発表としてのポスターセッションですが、今年は初の試みとしてオンラインと対面とのハイブリッド形式で開催しました。

各校の参加者は事前にオンライン上へポスターデータと発表の動画(音声)を掲載し、事前にお互いの発表を確認してから、会場へ集まって対面で質疑応答を行いました。

会場では非常に活発な質疑応答が行われ、進行担当が休憩や終了の合図をかけにくくて困るほど、大変な盛り上がりでした。

7月の「マス・スプラウト」において探究テーマについての交流をしたこと、事前に発表をオンラインで確認してから臨んだことで、お互いに内容を知った上で、中身の濃い交流ができたのではないかと思います。

さらに、高校生同士だけではなく、京都大学の大学院生、各大学の研究者の先生方、全国のSSH関係校から視察に来られた高校の先生方も、オンライン・対面ともに質疑に加わっていただきましたので、参加生徒にとっては非常に充実した取組となりました。

併せて、高校教員対象の教員研修会も実施し、探究活動の評価について、各校の取組等を交流する時間も設定しました。

■開会行事の挨拶。フロア全体に分散して実施しました。

■質疑応答の様子です。質問したいと思っても順番待ちになるポスターもたくさん!

■こちらは、隣の部屋で実施した教員研修の様子です。

今回のポスターセッションによる交流を経て、これからの探究がマスマス深まることでしょう!