2学期始業式

令和3年度第2学期始業式が、8月30日(月)に、Zoomを利用した遠隔配信により行われました。校内のスタジオで撮影されている映像がライブで各教室に流される形で式は進みました。橋長正樹校長先生からのお話を、一部抜粋して紹介します。

①夏休みの間に、嵯峨野高校から全国高校総合文化祭に美術部、放送部、小倉百人一首かるた部の代表生徒が出場し、頑張りを見せてくれました。また、軽音楽部は、全国高等学校軽音楽コンテストに4年ぶりに出場し、オリジナリティあふれる曲を披露しました。また、探究活動の発表で活躍した人もいました。みなさんの活躍をとてもうれしく思います。

②新型コロナウイルス感染症の対策には、基本的な対策を地道に続けていくのが一番効果的だと言われています。「面倒がらずに-手間をかける」ことの徹底を訴えたいです。毎朝必ず検温報告を行い、手洗い、うがいも必ず行ってください。また、話をするときは必ずマスクを着用するようにしてください。公共交通機関を利用して通学している人は、バスや電車の中では極力しゃべらないようにしてください。

③8月20日に京都府に緊急事態宣言が発出されました。京都府立高校では、より厳しい対策を取ることになり、9月12日までの緊急事態宣言発出中は、文化祭、体育祭といった学校行事は行わないということになりました。嵯峨野高校でも文化祭を中止するのではなく、延期ができないかとその可能性を探りました。しかし、日程的な問題や、外部の協力体制の問題等から、中止にせざるを得ませんでした。私にとっても苦渋の決断でした。とても残念に思っています。

④今日から始まる2学期は、コロナとの戦いの毎日になります。このような状況ではあるが、本来なら一番充実した活動ができる2学期に、実りの秋を迎えられるように、みなさんが「今」できることを精一杯やり切ってくれることを期待しています。