芸術科サマーセミナーを実施しました。

8月5日に京都市立芸術大学において、福知山高校、立命館守山高校と合同での取組として芸術科のサマーセミナーを実施ました。3校で30名の参加があり、本校からは1,2年生の5名が参加しました。
今年度は「日本の伝統を探る~やきものの伝統模様を読み解き、現在に蘇らせよう」と題し、美術学部工芸専攻陶磁器の森野彰人教授から講義とワークショップ、作品鑑賞学習を行いました。

まず、午前中は大学の講義室で講義を受けます。日本の陶磁器の歴史、伝統文様の歴史、中国からの影響を詳しくご講義いただきました。芸術の視点での歴史はより当時の人々の暮らしや感性が身近に想像できます。生徒たちは2時間半の講義を集中して受けていました。

昼食休憩を挟んで、午後からはワークショップです。まずは説明を聞きます。また、ワークショップの合間に大学施設の芸大資料館に5名ずつ移動し、作品鑑賞会を行いました。
芸大資料館は日本各地の美術館や博物館にも所蔵品を貸し出しされています。
今回は谷文晁の絵画1点、尾形乾山の陶磁器1点、京焼の貴重な作品1点を見せていただきました。

尾形乾山の器
谷文晁の絵画を目の前で鑑賞
本校生徒の作品

作品は後日焼成し、生徒の手元に届きます。
芸術や文化財の造詣を深めることができました。