4月11日(火)本校講堂において生徒会主催で新入生歓迎会が開催されました。吹奏楽部のオープニング演奏、合唱部の校歌紹介に続いて、各クラブの代表者が新入生にクラブの様子をユーモアも交えながら紹介していました。部活動見学も始まり、いよいよ始まる高校生活に、新入生たちはどの部活動に入ろうかとさっそく友だち同士で相談していました。

 
 
 

 本校講堂で、令和4年度「修了式」を行いました。1年生・2年生が講堂に集合し、校長先生の式辞に続いて、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長がそれぞれ講話をしました。

 また、式の最後には、3学期に優秀な成績を収めたクラブ等の表彰を行いました

 いよいよ今年度の修了式となります。春休みのあとは、新しい学年がスタートします。この1年間、本当にありがとうございました。

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【校長先生の式辞を掲載します】

 おはようございます。

 本日、令和4年度修了式を迎えました。この1年間は、みなさんにとってどのような1年でしたか。本年度の始めは、まだコロナ禍の影響が大きく、教育活動の制限もありましたが、ようやく、様々な制限が撤廃され始めました。手洗いなどの基本的な行動は必要ですが、徐々に制限なく学校生活を送ることができるようになってきました。 いろんな意味で春の訪れを感じますね。

 このような暖かい春の日差しに包まれて、31日には、皆さんの先輩たちの卒業式を行いました。ここにいる在校生の代表として、生徒会長さんから卒業生への感謝の気持ちを伝える送辞があり、それに応える形で卒業生代表からの答辞がありました。答辞の中で、卒業生からは皆さんに鴨沂高校を託す思いを伝えられていたことを報告いたします。私からは、卒業生に向け、鴨沂高校という学びの場で育んだ「絆」をこれからも大切にしてほしい、また新たな出会いの中で人と出会い、互いを理解し尊重することで創る「絆」は人生の宝であると話をいたしましした。これは、卒業生だけでなく、皆さんにとっても大切なことです。それぞれ1年間、2年間鴨沂の学びの場で過ごしてきた中で、互いに理解し尊重することの大切さを改めて認識し、誰もが自分らしく伸び伸びと学校生活を送ってもらいたいと願っています。卒業した先輩たちのように、3年間を通して友との「絆」を創りだしていきましょう。

 さて話は変わりますが、3学期の始めに今年のテーマは「整える」ことであると話をいたしました。少し前に、生徒指導部より、来年度からの「高校生活について」お知らせがあったと思います。これは、これまでの内容に関するアンケートを参考に、生徒会の協力のもと、整えました。この後の生徒指導部長金崎先生の話もよく聞いて、理解し行動してもらいたいと思います。

 学習面についても、これまで以上に主体的に学習できる環境を整えました。先日、スタディサプリの使い方について説明がありましたね。このツールを活用することで、ひとりひとりの学力や進路希望に応じた個別最適な学び方を提供することが可能になります。特に、学習と部活動の両立を目指す皆さんにとっては、時間を有効に活用して学びを進めることができます。是非、計画的に学習を進めてください。他にも、皆さんがより主体的・対話的で深い学びを実現できるよう整えていきたいと考えています。準備ができましたら、またお伝えしていきます。

 それでは、充実した春休みを過ごしてください。

 

20230313.jpg 本校水泳部の生徒が、第9回〔2022年度〕全日本ジュニア(U17)水球競技選手権大会~かしわざき潮風カップ~に出場します。

 3月18日(土)~21日(火祝)の日程で新潟県柏崎アクアパークで開催される当大会の出場を前に、水泳部(水球)の生徒が校長室を訪問してくれました。

 全国大会の出発を前に意気込みを各人が話し、緊張しながらも笑顔で健闘を誓ってくれました。

 

20230307 jitennsya.jpg 本校の自転車競技部が、令和4年度 全国高等学校選抜自転車競技大会に出場します。

 令和5年3月10日から開催される、全国の選抜大会出場を前にして、参加する生徒が校長室を訪れ、1人1人、大会に向けての抱負を語ってくれました。

 会場は、トラック競技が北九州メディアドーム、ロードが大分県・日田市オートポリスで開催されます。

 早春の風を背に、ぜひ、頑張ってきて欲しいです。

 

下記の通り、吹奏楽部第20回定期演奏会を開催します。是非御来場ください。

日時:令和5年3月22日(水)17:45開場 18:30開演

場所:府民ホールアルティ

入場無料(要入場整理券)

入場整理券に関するお問い合わせは、吹奏楽部顧問までお願いします。(075-231-1512)

*多数のお問い合わせをいただき、ありがとうございました。本日をもちまして満席になりましたので、お申し込みを締め切らせていただきます。お席をご用意できなかった皆様には大変申し訳ありませんが、またの機会にぜひご来場いただきますようお願いいたします。

 
 
 

 令和4年京都フロンティア校研究成果発表会が、2月5日(日)京都工芸繊維大学で開催されました。

 京都府教育委員会主催のこの発表会は、京都府のフロンティア校が参加しての発表会で、一堂に会しての開催はコロナの影響もあり、実に3年ぶりでした。

 午前はプレゼンテーション部門の発表(9校)、午後からは東3号館の3つの会場に分かれてポスターセッション部門の発表(16校)が行われました。

 本校は、ポスターセッション部門に参加し、「本校所蔵の絵葉書について~データベス化された約6000枚~」と題した発表を、パネル展示したポスターとカラーで拡大した絵葉書の写真を聴衆に示しながら発表しました。

 発表後には質疑応答の時間があり、絵葉書の年代やその用途等について、活発なやりとりが行われ、その都度、皆さんは「なるほど!」頷いておられました。

 発表は4回行われ、発表後は京都府教育委員会の担当の方から講評をいただき、とても充実した発表会となりました。

 
 
 

 2年生の鴨沂探究スタティーズ「総合的な探究の時間」の最終発表会を本校で開催しました。

 各ゼミが、16の教室に分かれて1年間の探究成果をプレゼンテーションする発表会で、2年生全員が、約5分間の持ち時間内での発表です。

 当日は、1年生が聴衆として参加。予め配信された資料を見ながら各ゼミの教室で先輩の発表を参観し頷いていました。

 発表はタブレットのパワーポイントを用いての形式でしたが、そのスライド資料以外にも、パネル展示をしたり参観シールを準備したりと各ゼミで工夫を凝らした発表をしていました。

 当日は、学校運営協議会委員の方々にも御参観いただき、生徒たちの発表を参観・質問等をしていただき本当にありがとうございました。

【生徒の感想より(抜粋)】

  • 各講座それぞれ様々な研究内容が聞けて面白かったです。先輩方の発表の仕方などを来年の自分の研究に役立てようと思いました。
  • 一つ一つの問題に対しての事実とそれに対しての意見を並立して話していたのでとても理解しやすかった。
  • それぞれの分野で丁寧に説明していて、スライドもあってとてもわかりやすかったです。特に、数学の発表にあったタクシーで世界一周の計算がとても難しそうでした。聞いていて面白かったです。
  • 現代では日本や世界で問題になっていることについて知っていることをさらに 深く調べ、それをスライドを使ってわかりやすく説明してくださったので 多くのことを知ることが出来ました。 スポーツではバレーの発表をきいて、試合の映像などから サーブが試合の勝敗に関係しているかを考察していて説得力がありました。
  • 自分のしたことないスポーツ魅力やコツなどを知れました。自分のプレーしているところや試合を分析する機会はあまりないと思うのでこういう機会に研究してみるのもいいなと思いました。
  • 今回2年生の発表を聞き、私たちが2年生になってこのプレゼンを作る力と伝えるために様々な資料を集めて、自分自身が伝えたいことを誰にでもわかるようにプレゼンできるようになりたいと思いました。
  • スライドがすごく見やすかったし、お茶の美味しい作り方とかも話の順序がすごくまとまっていて分かりやすかった。
  • 京都の歴史についてわかった 先輩の話がわかりやすくてききやすかった。
  • 来年から入る講座について早いうちに知れてよかった。 身近な京都について世界を超えて知ることができたので、 来年から二年間が楽しみになった。
  • 英語で全部喋っている発表があってとてもすごいなと思いました。どれもいろんな観点からみて色々調べていたのですごかったです。
  • 正直タイトルからあんまり興味ないなと思っていた内容でも、発表を聞くととても詳しく調べられているのと面白くまとめられていて聴いていて面白いと思った とくに生物とか化学とかの実験を含む発表が面白くて来年自分でもやってみたいと思いました
  • 特に家庭科探究でたくさん話を聞いてより一層調理について関心が湧いた。他にもglobal studies1では全て英語でなかなか理解が難しいところもあったけどSDGsについてのことだということがわかった。
  • 普通はできそうにないことを数学の知識を使って求めることがとてもすごいなと思った。数学オリンピックで使われてた公式などは全て習っているものなのに全くわからなかった。解説をきいて初めて理解できた。わからないことが多かったけどとても面白かった。
  • 家庭の調理での、染め物の種類による色の違いや、染まり方の違いの発表が興味深かった。地理の、京都の伝統産業の発表では、伝統産業の衰退の背景をグラフや表をつかって説明していた。また、伝統産業がどのようにしたら盛り上がるかを、過去に「君の名は」の作品内で出てきたものを取り上げていて、とても理解しやすかった。明言はされていないが、刀の擬人化のやつはおそらく刀剣乱舞で、ちょっと嬉しかった。
  • 発表の内容もスライドもすごくわかりやすかったです。スポーツ探究ではバレーボールのサーブの重要性について実際の試合の結果をもとに話されていてわかりやすかったです。自分もバレー部なのでこれからサーブを大切にしていきたいと思いました。また近・現代文探求では社会問題などについて話されていて勉強になりました。次は自分たちが発表することになるので今日見学したことを活かして良い発表ができるようにしたいです。
 

20230130 AS.jpg 本校の水泳部(アーティスティックスイミング)の1年生2名が、アーティスティックスイミング・ナショナルトライアル2023に出場しました。

 令和5年1月28日(土)~29(日)に、東京辰巳国際水泳場で開催され、ソロテクニカルリクワイヤドエレメント ・デュエットテクニカルリクワイヤドエレメント・ チームテクニカルリクワイヤドエレメントに出場しました。

 二人とも、昨日までの競技の疲れも見せずに校長室を訪れ、大会の報告をしてくれました。

 
 雪景色の鴨沂です 【 2023/01/25 】
 
 

20230125 yukidaruma 3-1.jpg 昨日からの雪で、鴨沂高校も、一面の「雪景色」になりました。

 登校してきた生徒が、さっそく雪だるまを作って、校門付近や中庭で雪と戯れていました。

 年があらたまって寒い日も続きますが、生徒たちは学習に部活動にと熱心に取り組んでいます。

寒い中ですが、雪の日しか見られない景色に、笑い声が響いていました。

 
 
 

 本校講堂で、令和4年度第3学期「始業式」を行いました。講堂では1年生・3年生が参加し、2年生には、その様子をホームルーム教室にライブ配信するかたちで実施しました。

 校長先生の式辞に続いて、教務部長、生徒指導部長、進路指導部長がそれぞれ講話をし、式の最後に、冬季休業日に優秀な成績を収めたクラブ等の表彰を行いました

 いよいよ今年度の最終学期。新しい年の始まりに際し、今年一年の飛躍に向けて、生徒たちは思いを新たにしていました。

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【校長先生の式辞を掲載します】

 あけましておめでとうございます。新しい年が始まり、3学期最初の日です。ただ、今年は曜日の周りで、本日1月10日が始業式です。皆さんも少しゆっくりした気持ちで今日を迎えることができたのではないでしょうか。

 さて新年の始まりに、今年、私自身が心がけようと考えていることを少し話します。毎年12月にその年の新語流行語大賞が発表されているのをご存じですか。先月に2022年の発表がありましたが、もう1年前の2021年には「ととのう」という言葉がノミネートされました。言葉は変化していくもので、以前はそのような使い方をしなかったと思いますが、これはサウナが好きな人が使う言葉で、サウナに入った後、体調が良くなって気持ちいい状態を「ととのう」と表現するそうです。私自身はほとんどサウナに入ることもありませんが、この「ととのう」という言葉を、2学期終業式で星原先生が話されたように、自分を主体として、鴨沂高校を「整える」ことを心がけようと考えています。150年の時を経た鴨沂高校において、大切にしてきたことを守りながらも、時代の変化とともに「整える」必要がある部分を見極め、皆さんひとりひとりが未来を担う人材として活躍できるような仕組みを整えていきたいと考えています。それは、サウナに入った後で、すっきりして調子が良くなり、体もよく動き、ひいては前向きに活動できるようになっていることと同じような感覚です。すでに、終業式で金崎先生から校則の見直しについて話しをしていただきました。これも「整える」ことのひとつです。また、淺原先生は年末に整理整頓をして新年を迎えようと話されました。学校はこの3学期が年度末になりますので、新年度に向け、さらに必要な部分を見直し、「整える」ことで鴨沂高校をさらにより良い学校にしていきたいと考えています。

 このように、学校を整えていく中、皆さん自身も少し「整える」ことを意識してもらえればと思います。例えば、身だしなみを「整える」こともひとつですね。また、3年生で間近に受験を控えている方は、コンディションを「整える」ことで、自分の持てる力を存分に発揮してください。受験間近の方だけでなく、効率を高め、集中力をUPするためには、学習環境を「整える」ことも大切です。自宅の学習環境について見直し、必要に応じて整えましょう。

 学校と皆さんが、キーワードの1つとして「整える」ことを意識することで、綺麗な校舎の鴨沂高校を、内側からも、これまで以上に輝くような1年にできればと思っています。これで、私の話しを終わります。